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パーソナルブランディングの構築
働き方が多様化している今、
生涯同じ会社で務めるのは2人に1人であり、終身雇用制度ではなく、
個人の能力主義が日本にも徐々に浸透し始めています。
転職市場で自分の価値を高めることは勿論ですが
同じ会社で勤め続けるためにも、
パーソナルブランディングが有効となります。
パーソナルブランディングとは、単なる知名度ではなく、
他の誰でもない、唯一無二の「あなた」を指名されることを
可能にするのです。
◇パーソナルブランディングとセルフブランディングの違い
「セルフブランディング」は企業や組織に属しない個人が
自らをメディア化するなどの方法でプロモーションすること、
「パーソナルブランディング」は組織等に属する個人が
組織のイメージ向上を目的として個をブランディングすること、
と定義されます。
◇パーソナルブランディングの基本STEP
ビジョンの明確化
↓
現状の把握
↓
強みの把握
↓
ターゲット層の設定
↓
ブランドアイデンティティの構築
↓
メディアの選択
↓
情報発信
◇パーソナルブランドを持つことのメリット
パーソナルブランディングは、特にビジネスにおいて
多くのメリットがあります。
◎信頼を得やすくなる
パーソナルブランディングが確立すると
他の人と同じことを話してもその言葉が重く受け止められ、
信頼されやすくなります。
◎人脈が広がる
信頼をベースとした仕事が可能となるので、
別の業界・分野の人に紹介されたり、交流が生まれやすくなったりします。
◎モチベーションが上がる
指名される仕事が増えると、自身のモチベーション向上に繋がります。
◎高リピート率が期待できる
ファン化してくれれば長期にわたって顧客としての関係性が築けます。
◎現状の把握
個人ブランディングに取り組む上で、
自身の現状把握から始めることは非常に重要です。
今までの経験や実績・経歴を振り返って整理し、
自分のポジショニングを評価してみましょう。
また、ポートフォリオをつくることで
過去のキャリアの棚卸として使うこともできますし、
自分が過去に生み出してきたことを
いつでも他者が参照することが可能になります。
◇パーソナルブランディングのデメリット
●代わりがきかない
すべてを自分でやらなければならなくなるので、
ビジネスに限界が生まれる可能性がある
●一度信頼を失うとダメージが大きい
個をブランド化していることにより、
信頼が一度崩れるとダメージが大きくなる
◇パーソナルブランディングを成功させるためのポイント
個人がブランディングを成功させるためには、
自分が活動するマーケットで「広く」「長く」認知される機会を
つくることが重要です。
・分かりやすい言葉を使用する
世間一般に広く情報を発信する場合、
なるべく分かりやすく平易な言葉を選びましょう。
・継続的に情報を発信する
パーソナルブランディングは短期決戦で成功するものではありません。
なるべく多くのターゲットに情報を届けられるよう、
定期的かつ継続的に発信・投稿することが大切になります。
まとめ
パーソナルブランディングは組織に対して貢献できるだけでなく、
会社で働き続ける場合や転職市場で求められる人材になるにも
有効な手法です。
個人ブランディングを進める上では、
自身の状況把握や、分かりやすい情報の継続的な発信が重要となります。
適切な方法で実践して、求められる人材を目指しましょう。
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