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職業体験EXPO2022を通して感じたこと

私は7月30日に行われた職業体験EXPO2022にオンラインで参加した。この職業体験は16個の講義を聞くことができ、私はその中でも自分の興味のある明治、東京証券取引所、雪印メグミルク、株式会社JTB、岩田和親様、大阪・関西万博2025、中学生起業家の7個の講義を聞いた。それぞれの講義で学んだことを紹介していく。
まず1つ目は明治だ。
明治のスローガンは「健康にアイデアを」だ。サービス、情報をさまざまな人に!明治らしい健康価値をという理念で活動されている。明治は、明治ホールディングスの中に、食品セグメントと医薬品セグメントという2週類に分けて活動している。食品セグメントではヨーグルト、チーズ、チョコレート、グミ、牛乳などを製作しており、医薬品セグメントでは、抗菌薬、ワクチン、ジェネリック医薬品を製作している。また、明治の食育活動は2006年からスタートし、食の知識、魅力、大切さを出前授業、食育セミナーを通して伝えている。私は今回実際に食育セミナーを聞いてみてほとんど学校の授業で習ったことだった。しかし、このセミナーを聞かなければもう2度と思い出していなかったと思う。体づくり、生活習慣を見直す良いきっかけになったと思った。
2つ目は東京証券取引所だ。
この方のお話は話し方がとても上手で難しい内容ではあるが、簡単に話が入ってきた。東京証券取引所とはJaPan eXchange group JPX(日本の取引所)である。年間にして765兆円ものお金を稼いでいる。株式会社の目的は物、サービスを提供し利益を上げることであり、役割は生活を豊かに便利にすることだ。また、投資はとても難しいことだとおっしゃっていた。リターンもあるが、リスクもある。稼ぐ力、使う力、投資する力を養っていってほしいそうだ。10分間だけの講義だったため深く証券については分からなかったけど、ここはみんなの生活を豊かにするために株の取引をしていてる会社だということが分かった。
3つ目は雪印メグミルクだ。
この会社は牛乳、バター、ヨーグルト、チーズを製作している。今回は牛乳について教えてくれた。牛乳は骨や歯を作るカルシウムが含まれている飲み物である。元は、子牛を育てるためのミルクであるため私達消費者は「命のめぐみ」を分けていただいている。そのことを忘れずに一滴も牛乳を残さずに飲んでほしいそうだ。また、新たなミルクのパワーも現在研究中だそうだ。
4つ目は株式会社JTBだ。
この会社は、Japan Travel Bureau交流を創造する仕事である。主に、旅行の手伝いをしている。オリンピックでは、選手の輸送手伝いや、宿泊の手伝いをしたそうだ。コロナ禍の今は心の交流も大事にしているそう。コロナ禍で旅行客が減りに減って大打撃を受けていて本当に大変だなと思う。その中でも心の交流などできることをしていていい会社だなと思った。また久しぶりにホノルルフェスティバルも開催するそうなので人が沢山集まるといいなと思う。
5つ目は岩田和親様のお話だ。
この方は国会議員であり、数多くの仕事を任されている。また、25歳という若さで県議に初当選するという凄いお方だ。岩田様が政治家を目指したきっかけは、父が議員であるということと、就職が氷河期時代になっていたということからだそう。岩田様にのしかかる責任はとても大変だが、国の大きな仕事をしていることに大きなやりがいを感じているそうだ。また、小中高生から起業を重要視する必要はという話題に関しては、以前岸田総理が「スタートアップ(起業)を応援する」ということをおっしゃり国でも推進している。また、日本は先進国だったと心配もしている。なぜなら日本には身近な人で起業している人が少なく若者に起業するという選択肢はないため、日本に大きな企業は生まれづらい状況になっている。そのため小さい頃から起業を教えることが日本を先進国にすることにつながるそうだ。私は現在中学生だが、起業するという選択肢は将来の職業候補に入っていなかった。起業という言葉は知っていたが起業はもっと社会経験を積んだ年齢の上の人がしているイメージが強かった。これをきっかけとして起業に興味を持つことができた。
6つ目は大阪・関西万博2025だ。
2025年に大阪夢洲で5年に1度の世界の人々、物が集まるイベントが行われる。今回のスローガンは、「いのち輝く未来社会のデザイン」Designing Future Society For Our Livesである。カーボンニュートラル、脱炭素、地球温暖化、SDGsなど持続可能な社会を表現する。また、会場デザインはリングになっている。スマートモビリティ万博では空飛ぶ車も見れるらしい。日本で行われる貴重な機会だし、世界各国、日本の凄いものを見ることができるので是非行ってみたいと感じた。
最後に中学生起業家のリ・レウォンさんのお話だ。
レウォンさんは現在12歳で、起業し社長になった。主に、元素カルタや、漢字missionを製作したそうだ。元素カルタは、もともと元素が好きだったけど、魅力的なカルタがなくて自分で作ったことが始まりだそう。レウォンさんは「いいや」という事を軸にしている。言ってみる、行ってみる、やってみるの3つだ。スタートは元素が好きということから始まった。好きな事を大切にしながら、突き進んでいく事で幸せをもたらすとおっしゃっていた。私はまず、自分より年下の子が社長だということに驚きを隠せない。レウォンさんの講義は人を飽きさせないなと思った。簡潔に、パワーポイントもスピーディーに12歳なのに本当に凄いと思います。そしてレウォンさんの行動力にも驚いた。元素カルタの商品化を実現するために、色々発言したり、色んなところに行ってみたり、小学生だからと振り払われても負けずに凄いなと思った。
1日でいろんな職業のいろんな話を聞くことができた。これで私の職業選択の幅は広がったと思う。今日1番の収穫は、いろんな人の経営理念だったり、スローガンを聞けた事だと思う。人それぞれ自分の軸を持っていて、それに沿って行動しているからこそこうやって講義できる存在になれるんだなと思った。


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