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櫻坂46展『新せ界』と坂道聖地巡礼ツアー

9/10
娘の付き添いで、東京に行くことになった。
目的地は六本木。櫻坂46展『新せ界』に行くためだ。

それだけだからと日帰りにしたが、せっかく東京に行くのだからいろんなところに行かないともったいない、というのは貧乏性の私。
とはいえ本人に行きたい所を尋ねても、なかなかいい案は出てこない。

そんなこんなでいよいよ週末に出発という時、旅程を立てるのが好きな私の血が騒ぎ出した。
日帰りだから自分の行きたい所を盛り込む暇はない。今回は娘に徹することにした。
プランは『東京・坂道聖地巡礼ツアー』

好きです、新幹線。

朝6時台の新幹線に乗り、東京へは8時半頃に到着。『新せ界』の開館まではまだ早いので、まずは“坂道”へ。

街並みがおしゃれでいいところ。

けやき坂とさくら坂。坂の名称はひらがな表記。「そこ曲がったら、櫻坂?」はよく言ったもので、ここがけやき坂とさくら坂の合流地点。

そこから六本木ミュージアムへ歩いていると、大通りから曲がったところに急な坂が現れる。ここが鳥居坂。娘いわく、鳥居坂46改め欅坂46らしい。

東京の坂は急ですね。

鳥居坂を上り、坂の上の木々に囲まれた白い建物が今日の目的地、六本木ミュージアム。

シンプルでおしゃれなミュージアム。

『新せ界』の中は、衣装の展示からはじまり、写真や映像など、こじんまりとしながらも見どころが詰まっている。ファンはもちろん、付き添いも楽しめる内容。

あー、娘が見てた衣装だ。

出るのはもったいないと後ろ髪をひかれつつ、先にあるグッズ売り場でもう一段スイッチが入る。仕上げに併設の櫻坂カフェでランチ。食べ終えて建物から出たところには、ワゴンでドリンクがお待ちかね。うまいことなっている。

流れ弾衣装2色カレー。

『新せ界』を出て、ここからはもう一つの坂道、乃木坂へ。乃木坂の札が立つすぐ前には乃木神社。一歩中に入ると都会のど真ん中だということを忘れる落ち着いた雰囲気。ちょうど結婚式がとり行われていた。ご祭神は「勝利」の神様だそう。さまざまな勝負事などに打ち勝っていくということで、これでチケット争奪戦も勝ち取れる?!

こちらの坂はゆるやか。
あ、御朱印帳忘れた。

神社のすぐ脇にある階段を降り、東京メトロ乃木坂駅へ。いうても普通の駅と変わらない。ふと横に目をやると、壁には有志が掲げた乃木坂46の記念日ポスターが。こういうのがファンには嬉しい。

この時は乃木坂3期生7周年のようです。

駅のホームでCDのジャケットと同じアングルで写真を撮る。同じようにでファンらしき子がうろちょろしている。地下鉄を2、3本やりすごし、発車ベルの音を聴く。メロディーは『君の名は希望』。

ジャケ写ってやっぱりプロですね。

地下鉄を乗り継ぎ着いた先は銀座線渋谷駅。乃木坂46のエース齋藤飛鳥のラストシングル『ここにはないもの』のMVのダンスシーンが印象的な場所。ロケ地になるだけあって、駅のつくりが興味深い。MVではメンバーが座るベンチも出てくるが、人が多く写真を撮るのも一苦労。

天井の曲線美。

そして駅を後にし、渋谷の街へ。娘は宮下公園に行きたいと。TikTokのメッカだそうで、屋上へ続く階段を熱心にスマホで撮っていた。
ただこの宮下公園も、櫻坂46の『Buddies』や乃木坂46の『Wilderness World』など、MVにはしっかり収められている。

屋上に上がると、休日とあってイベントが行われている。いろんなアングルを探したが、思うような画が撮れなかったのが残念。目のすぐ先にはタワーレコード渋谷店が見える。

学生の時以来のタワレコ渋谷。

CD屋もどんどん減っている昨今、ここタワレコ渋谷の熱気はすごい。アーティストのパネルの前でそれぞれの推し活が垣間見られる。目指すは4階のアイドルコーナー。ここでもイベントが行われていて、店員さんの声が飛び交う。坂道のコーナーも、パネルやサイン、CDやブルーレイなど品揃えは申し分ない。ただ早川聖来ちゃんの写真集はもぬけの殻だった。

渋谷のスクランブル交差点を渡り、山手線で原宿にちょっと寄り道。JKは買い物・買い食いに勤しむ。

私の時代はタレントショップでした。

そこからさらに山手線で北上、新宿へ。西口を出て、目指すは新宿副都心。立体に交差する道路、下層部からニョキニョキと貫禄あるビルがそびえ立つ。
その中の1つ、新宿住友ビルの三角広場が『Actually…』のMVロケ地だ。いろいろあって、急遽都内で撮られたのだろう。しかしここもイベント真っ最中。なんとか喧騒を消そうと2階に駆け上がり、印象的な天井と床を駆使して写真を撮る。

広場として賑わってます。
推しと共に。

もうここまで来ると、疲れて足も頭も動かない。予定にはあと何ヶ所かあげていたものの、ここをツアーのゴールとし、中央線で東京に戻る。

新幹線ホームに乃木坂が。

今回、娘のための乃木坂・櫻坂の聖地巡礼ツアーだったが、はじめての場所も、昔行ったことがある場所でも、今気がつく魅力があり、とても楽しい一日だった。それはまた追々書いていきたい。

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