伊東チュータんけん(4) 東京都慰霊堂と復興記念館
東京の築地本願寺はじめとした建築家 伊東忠太作品めぐり その(4)は都内東部 両国ちかくの東京都慰霊堂と復興記念館。
JR両国駅から徒歩10分ほどのところにあります。ここの土地名はナゼ横網っていうのかな?長いこと両国だから横綱 ヨコヅナと勝手に思い込んでました。まさかの横網 ヨコアミ。ここ横網町公園は旧陸軍被服廠跡で関東大震災や東京大空襲で大きな惨禍の現場となったので、こちらの東京都慰霊堂と復興記念館があります。JR両国駅北側の国技館をすぎて旧安田庭園を抜けて行った先にあります。
昨年の関東大震災の日9月1日だか翌日に公園へ行ったら慰霊式典をやっていて飛び入り参列しました。
慰霊、祈念のおごそかな建築ですが、よく見ると伊東忠太ワールドがそこここに。
慰霊堂と塔の屋根には独特のカタチをしたハトがあちこちに。
塔の庇部分にはガーゴイルっぽい造形も。
おなじ横網町公園には復興記念館がありこちらの設計も伊東忠太博士。
東京都慰霊堂 1930年竣工
復興記念館 1931年竣工 と連続した設計のようです。
復興記念館の入口上には伊東インパクト。
4匹のコレはナニ? ガーゴイルに倣ったとも見えるけど、鬼瓦のようでもあるし、龍の顔のようでもある。 アナタはナニ???
東京にある伊東忠太作品のうち、築地本願寺は1934年(昭和9年)竣工で、東京都慰霊堂と復興記念館はその前段であり、関東大震災後の慰霊を込めたモニュメントや造形なのかなと思いました。
そんなことまでちょこっと考えながら見るとオモシロイ伊東忠太ワールド。
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