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失敗の先を見据えて。

「目標はやりながらできていく。」

30を手前に人生の中間目標がないことに気づいて、焦りを感じるように。
自分が就職活動をするうえで軸にしていた信念がある。
「どんな部署でもどんな環境でも、国際的で福祉的な視点をもって業務を遂行できる社会人になりたい。」

いまの自分はどうだろう。なかなか近づけていないように思う。
社会人になってはや5、6年。何も考えずに生きてきた訳じゃないけれども、
目の前の仕事ばっかりに気を取られて、しっかり自分の軸に目をやる機会が減っていたのかもしれない。

ほんじゃこれからはどう生きていくか。
ほんとに小さな変化だけれども、動き出して目標が定まってきたことがある。

スポーツをしている。
コロナ禍から練習に本格復帰し始めると大会にも出たくなる。
それに向かって調整をしようとする。 目標の完成。
もちろん試合に負ければ「挫折感」を味わうこともある。
それでも、こうしてやってみるうちに目標って固まっていくんじゃなかろうか。

ほんのひとつの小さな変化かもしれない。
でもそれをきちんと一般化して、ほかの活動につなげることができれば、
少しずつ目指すところに近づいていけるようなイメージができる。

「頑張ってもできない子」もいる。
「できない自分に時間をかけて少しずつ折り合いを付けながら、事実を受け止めていく。」

宮口(2021: 49, 64)

皆が皆、同じように頑張れるわけじゃない。
だから頑張れる幸せをかみしめて、明日からも一歩一歩進んでいけばいい。

参考文献:
宮口幸治. (2021). 『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』. 新潮社.



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