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人間は、何かしらの能力をもっていると思う。たぶん。

自信がないというか、心配性というか、
そんな後輩がいます。

・自分にはできない。
・自分には荷が重すぎる。
・自分が担当で良いのか?

などといった内容の言葉をよく聞きます。

本当は、
「めんどくさい仕事はしたくない。」と、
その後輩は思っているかもしれません。

そういう本音の探り合いは置いといて、
まずは、いろいろ率直に言ってくれてありがとう。

君がいつも話しかけてくれることを、
私は快く思っているよ。

でもね、
「もう少し自信をもってみても、
いいんじゃないか?そろそろ。」

そんな言葉が、
口からぽろっと出てしまいそな時があるよ。
もう、飲み込めないかもしれない。

「何が心配なのか?不安なのか?」
ということを、いつも話し合うよね。
たまに君は毒を吐くけど、
私はいたって冷静だ。

私はいつも君を励ましているつもりだよ。
前に進んで、成長していって欲しいから。
時には具体的な策も提案してるよね?
業務を進める力をつけて欲しいからだよ。

”チーム力を上げるためには、まずは個の力を上げる必要がある”

この考えには、私も賛成だ。

4年に一度のワールドカップが終わるたび
各メディアで取り上げられる言葉
かもしれないが、
忘れず日々意識した方が良いと思う。

業務に対して心配・不安になることも分かる。
自分の能力を疑うのも分かる。

「自分には力がないのではないか?」
「自分は成長していないのではないか?」

私も時々、自分自身に思うよ。
時々どころか、ほぼ毎日、帰り道で頭によぎるよ。

でも、
もう、
進むしかないんじゃない?
けっして、速度の話をしているのではない。
投げ出さずに、少しでも進もうとしているかどうかの話をしている。


別に、失敗を責める気はない。
でも、進もうとしないなら、
そこは注意をするかもしれない。
だって、
グループで取り組むプロジェクトが多いじゃん、ココ。

だから、もう少しだけ自信をもって、
挑戦して欲しい。
失敗の帳尻合わせは、たぶん、私の担当だ。

というか、君は、
自分が思っているほど能力は低くない。
これは本当。

君の仕事は、間違いなく、何かの役に立っている。
助けになっている。
それは、私かもしれないし、
会社かもしれないし、世界かもしれない。
いずれにせよ、
君には何かしらの能力がある。
たぶん。

どんな能力かは、断言したくないし、
決めつけたくない。
私はそんな立場でもない。
ただ、君は働いている。働けている。
それだけで良くないか?
それだけで、何かしらの能力はある。
どんな能力かは、自分で気づき、そして認めた方が良いと思う。

「能力」と呼ぶものは、
必ずしも人より優れていなければならない
というわけではない。
私はそう思う。

なぜいつも心配しているのか、
たまに不思議になる時があるよ。

それも、君の魅力の一つかもしれないね。

どんなことでもいいから、
これからも挑戦して不安になったら、
いつでも声をかけてね。話を聞くよ。



でも、毒を吐くのは、できるだけ控えてね。


私も不安になるから。
気になるから。
君に好かれようとしちゃうから。

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