秋の味覚
朝夕めっきり寒くなってきました。
日々の寒暖差も大きいので、服選びに一苦労ですね。
紅葉も広がり、すっかり秋。
食いしん坊の私が好きな花は、菊。
菊の花の甘酢漬けが、秋から冬にかけての楽しみなのです。
表題写真は、食用菊「もってのほか」
苦みが無く、とても美味しいのです。
なんか、同じ映像になってしまいました。
甘党の私は、これが好きですが、お好みで砂糖をひかえてお醤油を足す方もいるようです。
しばらくすると、イイ感じに美味しくなります。
日持ちは良いので、少しづつ楽しみます。
昔の黄色い菊は、花びら以外のモノが入ると、苦みが出てしまいます。
子供のころ、母は黄色い菊の花を庭でたくさん育てていました。
花がきれいに咲いたところで、祖母と私が花を全部積んで、酢漬けを作っていたら、仕事から帰宅した母が、泣いてしまいました。
母は、花を観賞するために一生懸命育てていたようで、やっと咲いたところで、鑑賞も写真撮影もできなかったから、無理もありません。
学校の給食では、ホウレンソウと一緒にお浸しにして出されます。
あまり、子供たちには好かれませんが、郷土食ということで。
残念ながら家でも、菊の花を食べるのは、私だけです。
山を越えた隣街では、いまでも「ひょう」(スベリヒユ)や「うこぎ」を道の駅などで販売しているのを見ますが、食文化の変化は大きいですね。
今日も、お付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、しっかり食べて、ご自愛ください。
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