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【元虚弱体質のヨガインストラクター】月に1度風邪をひいていた私を救ったのは腸だった!腸と免疫の話・①




こんにちは。メディカルヨガインストラクターのNAOMIです。

10年前の30代、歳を重ねるごとに低下していく免疫力。どうしたものかと途方に暮れていたときに目にした「腸が元気なら風邪をひかない」の文字。その時、頭が真っ白になったのを覚えています。 笑



腸は大きく分けて「小腸」と「大腸」に分けられます。
・小腸は口から入ったものから必要な栄養素を取り入れ、病原菌やウイルスなど、悪いものをブロックする役割
・大腸は小腸で吸収された栄養素の残りかすの処理をして体外に排出するために便を形成する役割

免疫システムが働くのは小腸。全身の免疫機能の約6~7割が腸に存在している。

小腸と大腸


腸には腸内細菌が約100兆個もあり、腸を元気にするためには腸内細菌のバランスを整えることが大切になります。

【腸内細菌は大きく3つに分類される】
・善玉菌...消化吸収に役立ち、免疫刺激など人体に良い影響を与える
・悪玉菌...便秘や下痢を招いたり細菌毒性の発生など体に悪影響を与える
・日和見菌...腸内細菌でもっとも量が多いグループ。善玉菌、悪玉菌のうち、優勢な方の味方をする。

腸内細菌

【理想的な腸なバランス】
善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%
※日和見菌は多数派につくため、常に善玉菌を優勢にすることが大切!!




【長男の花粉アレルギーの改善も腸のおかげ!?】
当時、全国の花粉飛散量NO.1の地域に住んでいたこともあり、長男は酷い花粉症に。通っていた小学校では大半の子が花粉ガード眼鏡を使用していました。私の風邪ひき問題で腸のことを調べていくうちに、腸を整えると花粉症の改善にも効果があると知り、またまた驚きつつも、子供たちの腸内改善も必要だと感じました。あれから10年たった今、長男の花粉アレルギーの症状は出なくなりました。

腸内細菌のバランスが崩れると、体に悪いものではない食物や花粉を間違えて攻撃してしまいます。(過剰な免疫反応)
      ↓↓↓
食物アレルギーや花粉症を発症

バランスのいい腸内細菌は、腸内で短鎖脂肪酸という成分を作り、これが過剰な免疫反応にブレーキをかけて、アレルギーや花粉症を予防します。



今回のまとめ
・免疫の6~7割は小腸にある
・善玉菌を常に優勢にする
・腸内のバランスを整えることはアレルギー改善にもつながる




次回は腸の話・②
【腸の神経】
【腸とホルモン】

のお話をさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!



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