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緑の旗の下に

【はじめに】
2008年以降、J2の舞台で15年過ごし、苦しい時期が長かったがいよいよ2024年はヴェルディがいるべき場所[J1]で戦うことができる。これから話すのは2023というたった1年だけどゴール裏で声を出した僕がどんな事を思って応援してきたか、どんな事を感じながら過ごしていたかを伝えられたらと思っている。

【応援ってなに】
応援ってなーに?この質問をした場合、100人いたら100通りの答えがあるだろう。どれが正解かはわからない。それは個々で決めるもの。ただ、どんな答えも間違いなんてない事だけは言える。
それを大前提にここからは話していくわけですが、ゴール裏で応援するという事はなんだろう?

試合前の挨拶、試合後のセレモニーこれはなぜゴール裏前で行われるのだろうか?
答えは聞いた事がないからわからない。
けど、このトピックが行われるのは、選手達視点から考えた場合、試合前であれば「今日も背中を押してください。宜しくお願いします」試合後であれば、「今日も後押ししてくれてありがとう」という至ってシンプルな理由ではないだろうか。
※試合後、バック、ゴール裏、メインの順番に選手達は挨拶をしているのでゴール裏だけではない。

【自分にとっての応援とは】
上記伝えた内容を元にゴール裏で応援するという事とはなんだろうか。
あくまで個人の意見だが、自分がどう応援したいかではなくて「選手達にとって僕らの声援、景色がどう映って見えるか」が大切だと思っている。僕はとにかく一生懸命声を出しているが、それをする背景には選手達に「これだけ必死に後押ししてくれてるから期待に応えよう」そう思われるよう心がけている。

【ヴェルディのゴール裏】
僕が2023開幕からゴール裏で声を出し始めた時、これは本当に肌感でしかないが僕が感じたのは、引っ張る人、付いて行く人。
声を出す人、見る人。良くも悪くも露骨に感じる2面性。
まあ根本的にはなにをしてもメリット、デメリット、良し、悪し2面性あるのは当たり前のことである。
ただ、「選手達の後を押すのが一番大切」な場所でそれを感じることへの違和感があり、よりヴェルサポの集いで「声を出して応援する」「人と人を繋ぐ」に力を入れようと思った。もちろん常にみんなが努力しているのは理解しているが、その時には客観的にそう思ったのが最初ゴール裏に行った時の印象だった。

【成長する環境】
開幕金沢戦6.597人が清水戦53.264人。
選手達が結果を出してくれた事、チームスタッフ、いつもスタジアムの雰囲気を作ってくれる団隊の方、個々で知り合いに声を掛け合う等、みんなの努力の成果だと思っている。

開幕時
PO千葉戦
PO final 清水戦

人が増える事、努力を形にするだけで色々な事ができる。それが感じられて幸せな一年だった。準備をしてくださった方には感謝しかないし、とても楽しかった。苦しかったようで幸せだった2023

【ここからのSTORY】
前回、昇格した時には一年でJ2に叩き返された過去がある。
苦しかった15年、色々な方々の頑張りや踏ん張りがあったからこそ今がある。
そこに対しての敬意と尊敬の念を持ちながら、ここからはやれる事はとにかくやる。
過去と今の状況で1番変わったのは誰かが作るゴール裏からみんなで作っていく環境に変わってきた事が大きいのではないか。チームを守ってくれた先輩達にも相談しながらヴェルサポの集いとしてやれる事、個人としてできる事を一生懸命やっていきたい。
僕は40歳。あと生きる60年ヴェルディファミリーとしてできる事をやり尽くしたい。

【勇気を持って行動しよう】
ヴェルディの力になりたい。そう思って行動する事に対して受け入れてくれる環境が今はあるはず。今、個人で応援していてゴール裏で声を出したい方や何か手伝いたいけど、なにをどうしたら良いかわからなければヴェルサポの集いに声をかけてくれれば良い。
個々で応援したり、家族でゆっくり観るのであればそれはそれで素敵なこと!
ただ、2024ヴェルディの力になりたいと思って行動に移したい人がいれば是非後押しをしたいし、一緒に良い雰囲気作りをしていきたい。

【最後に】
僕は東京ヴェルディという存在が東京に住む方にとってヴェルディがある事で街が活気づき、週末になれば東京中からスタジアムに人が集まり、平日もヴェルディの話題で盛り上がる。そんな文化ができたら良いと思っている。もちろん、ヴェルディ男子トップチームもはじめヴェルディの名がつくベレーザやビーチ、全てがそうなれば良いと思っている。
個人でどこまでなにが出来るかなんかわからないけど、今まで通り、コミュニケーションをとり、色々な方と協力しながらもっと良い環境にしていきたい。
俺ならやれる。
だって男の子だもん。
今こそみんなで立ち上がり応援しましょうよ!

そう。


緑の旗の下に。

おしまい

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