相互の探り合い、体力勝負……『交渉』というのは想像以上に奥深い……
おはようございます!
今日も『交渉力―結果が変わる伝え方・考え方―(著:橋本徹)』のアウトプットから。
第4章「前代未聞の交渉を成立させる秘訣―目標を成し遂げるために、いつ何をすべきか―」では、大阪府知事に就任して以降、たくさんあった交渉事例を基に、今までのポイントのおさらいをしています。
事例を読めば読むほど、知事や市長という仕事において、‟改革”をしようとすることが大変な業務であることを感じます。
vs 役人
→ 強固な仲間意識と現状維持バイアス
vs 政治家
→ 支援団体とのずぶずぶの関係性
vs 業界団体
→ 著名人も巻き込む利潤確保
何となく想像はできますし、僕自身、ある種業界団体といえばそうなるので、政治団体が行っていることには感謝をしています。
ただ、改革のための‟交渉”をしなければいけない、橋本さんの立場だったら、本当に大変だろうなぁーと……それぞれ守りたいもの(利権が一番?)があるので、難航します。
そういった交渉を重ねてきたからこそ、見えた‟交渉”のポイントを振り返りましょう。
・1にも、2にも体力
・「絶対にこれだけは実行する」という目標が決まっていること
・相手の主張を聴き、自分の「譲れないライン」を示し続ける
・「大変なことになります」という脅しは、ほぼならない
・根拠のない脅しは聞き流す
・一番激しく怒っている人とは直接会う
・相手の「絶対に譲れないライン」を探り把握する
・譲歩の余地のある所で、交渉をする
・さらに要素分解をして進める
今までの章であった、‟コツ”を含めて鑑みると、とても分かりやすい内容となっていました。
僕たちの日常に置き換えても、日々こういった作業を自然と行っている気がします……うまくいく、いかないは別にしてです。
会議も含めて、提案をするときに、提案をする目的&譲れないラインの設定が明確になっているか、いないかでは、変わってくるのでしょう。そもそもの目的が違う場合には、『交渉』の土俵が違うので、また別の話になりますが。
提案をすることが多くなった僕としてはとても学びの多い本となっています。相手との「話をまとめる力」が大切になっているのですね。あとは、‟脳”の体力も鍛えていかなければ。
今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
追伸
明日の配信は、トラブルなく行きますように……
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?