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認識することから始めよう。障壁を越えるためのリーダーシップ!

おはようございます!
雨の日に、通気性の良いスニーカーの踵からは水が侵食するために靴下がぬれることに、ようやく気が付いた今日この頃です。

#気づくの遅い
#水たまりのせいにしていた
#靴のせいかい
#ポンコツ発動

さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」

前回は、境界に存在する3つの「相違」をタイプ別に確認をし、その乗り越え方を学びました。物理/地位/知識でしたね。
そして、3つ目の知識は特に認識をすることが難しく、確実にそこかしこに存在する境界でした。組織の境界と職業の境界、この二つが合わさったプロジェクトが日々の業務であることが多いにも関わらず、認識がされにくいため、リーダーはフレームを見つめ直すことなく、失敗、もしくは改善の機会を失い続けるのです。

今回は、その際のリーダーの適切な振る舞いを学びましょう!

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リーダーに必要な振る舞いとは何か?

組織と職業の境界が統合されたプロジェクトに対して、リーダーの振る舞いとはどのようにあるべきなのでしょうか?
3つの方法があると著者は述べています。

① 人々を一つにまとめ、コミュニケーションの障壁を乗り越えようと意欲を高めること(上位の共通目標を設定する)
② 関心を示し、情報を共有したり、質問したりするのを適切な行動と認めること(関心を持つ)
③ プロセスの指針を示し、コラボレーションの構築を後押しすること(プロセスの指針を示す)

各項目を観ていきましょう!

【上位の共通目標を設定する】
個人やサブグループは小さな目標を持つが、何よりも重要な(上位の)目標を共有することが重要です。共通の目標を持つことにより、フレーミング効果として、コミュニケーションを図ろうという人々の意欲を掻き立てます。
学習の機会があることが、共通の目標のクリアにつながることから、心理的安全の確保の促進が必要となります。

【関心を持つ】
メンバーの考えていること、心配に思っていること、達成したいと想いっていることに関して、偽りない関心を自らが示すことが重要なのです。メンバーも同様に示すことに繋がり、相互性が生まれます。
その先に、他人の考えや感情に対する関心を安心して表現する場にすることへと繋がります。文化の違いが、別の文化では不快なものになることを、国、企業、職、アイデンティティを同じくするグループでは理解する必要があります。

【プロセスの指針を示す】
全員が従おうと思うプロセスを明確にする必要があります。戦略として必要なものであり、誤りを組織的に排除をするためでもあります。


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リーダーシップのまとめ

現代では、多数の分野や地域がしっかりと仕事をするために、力を合わせることが必要になります。境界は、国、職業、階層、文化など、そこかしこに存在をしており、それに気が付いて、受け入れることが第一歩です。協働とは、支援を求める、手助けを申し出る、関心を示す、解釈を言葉にして述べることが求められます。
強度の邪魔をする境界を認識する際に、地位による差異の不安があることを忘れずに、心理的安全の確保に努めましょう。その先にあるのは、学習しながら実行をすることが反復プロセスとなるチームです。


どのリーダーシップの必要性を学んでも、21世紀のチームに必要なのは、最高のパフォーマンスを各々が発揮できる環境をつくること。つまり、心理的安全を高め、共通の目標の元、各々が動けるチームにすること。
苦手や得意ではなく、実行するか、否か。
学び続けることしかないのだと、改めて、身が引き締まる思いです。


今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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