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失敗はネガティブなものなのか?? 本質をとらえ直す、チーミングへ。

おはようございます!

今週も月曜日を迎え、早速取り掛かることが多いことにびっくりしている今日この頃です。

#ペース配分大切

#とりあえずやり切る


さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」


前回までは、リーダーシップを示す4つの要素のうち、2つ目となる「心理的安全性」を学びました。心理的安全性が確保されることで、失敗に対する寛容さとパフォーマンスに対する責任を伝えていくことが重要であるということでした。

今回からは、3つ目の要素となる【失敗から学ぶ】に入ります。



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上手に失敗をして、早く成功をするために

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衝突、問題、失敗がないチームは、チーミング自体の進展もありません。

その中でも、失敗は多くのリーダーが重要であると認識をしてます。しかし、本当に失敗を受け入れているのかは希少で、取り組みは行っていても、努力が無駄になっているケースが多いと著者は指摘します。


鍵となるのは、【失敗=悪】という固定概念。

悪だからこそ、そこから学ぶのは簡単なことであるという認識こそが、学習を阻害しているのです。失敗は良いもの、悪いものがあり、さらに避けがたい場合が多く、簡単なものはありません。

マネジメントサイド含む、新たなパラダイムが必要となるのです。



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なぜ、避けがたいのか??

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失敗は日常よくあることではあります。少し残念と感じることから、惨敗、試行錯誤のプロセスまで、大小はあります。

失敗をする2つの理由として、技術的なチャレンジの存在(新しい知識、プロセス等)と人間関係上のチャレンジの存在(具体的ではなく、理解・解決がはるか難しい案件)があります。

特に、後者において、メンバーを共に学び仕事をする人か、オーディエンスか(優れたパフォーマンスを期待する人)によって、さらに問題を複雑にします。

失敗は避けるべきものではなく、小さいなものにし、多くの学びを得ることが重要であるにもかかわらずです。



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小さなもの=ちょっとした失敗

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著者は、ちょっとした失敗の重要性を指摘しています。

Top Newsになるような失敗は、ちょっとした失敗が無視されたことによる大失敗であるためです。ちょっとした失敗は、回避するための早期の兆候でもあるのです。

失敗が期待される結果から外れている場合、避けられる不幸なのか、チャレンジに伴う行動につきものなのかを、まず考える必要があります。


それにも関わらず、ちょっとした失敗が無視されるのは、なぜでしょうか。


著者は2つの理由を指摘しています。

① 精神的負荷と組織の不名誉が合わさり、慎重な取り扱いになること

② 言葉をあいまいにし、多様な出来事の認識を薄れさせること


人間の心理として、ちょっとしたものは兆候ではあるが、「稀有」なものとして認識されやすくなります。そのため、時間をかける価値が少ないように思えるのです。


失敗に対しての選択肢としても2つあります。

① 問題をなかったことにする

② 力を貸してくれる人に報告をする


②が圧倒的に良いのは、全員が答えるでしょう。しかし、そうならないのは、イメージや地位を守りたいという防衛反応です。つまり、失敗を捉えるためには、心理的、認知的、社会的障壁が存在するのです。




失敗という言葉を聞くと、どうしてもネガティブなイメージが付きまといます。また、失敗=賞罰の対象という感覚もどこかに無いわけではありません。

このイメージを僕自身から払拭し、リーダーシップを発揮する必要性があるのでしょう。もっと学ばなければ。


今日も学んだー!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム

講内 源太


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