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世界基準を自分のチームに落とし込む -TEAMING-を学び、One up!!

おはようございます!

久々の更新となりましたが、「いったん辞めても、また戻れる場所であること」が継続の極意と言い聞かせている今日この頃です。

#都合の良い言い訳


さて、今日からは新しい1冊へと突入します。

それが、こちら。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」


前回の「なぜ、人と組織は変われないのか」に引き続き、分厚さ/内容共に、手ごわそうな1冊となっております。


この1冊は、「心理的安全性(psychological safety)」を提唱した著者による、チームとしての能力値を引き出すためのエッセンスが詰められたものとなっております。


「心理的安全性」というと、日本では、以下の2つのことにフォーカスされがちです。

・物理的に同じところにいる人たちが、一致団結すること(「会議では必ず発言をするルールを作る」「誰の発言も罰しないルールを作る」)

・従業員が仲が良い状態で、ざっくばらんに冗談を言い合えること(「空気を読む」がまかり通る状態)


これらの解釈は、著者が提唱をした本来の「心理的安全性」からかけ離れています。


では、一体、本来の「心理的安全性」とは、どのようなものなのでしょうか。


この言葉が着目されたのは、Googleが行った、「プロジェクト・アリストテレス」という生産性向上計画がきっかけです。

Googleは自社の数百にも及ぶチームを分析の対象として、どのようなチームがより生産性が高い働き方をしているのか調査をしました。その結果、チームメンバーの能力や働き方によって生産性が左右されるのではなく、他者への心遣いや、どのような気づきも安心して発言できるという心理的な要素が、生産性に影響していることがわかりました。


著者が定義した言葉としては、以下のようになります。

"A shared belief held by members of a team that the team is safe for interpersonal risk taking." (このチーム内では、対人関係上のリスクをとったとしても安心できるという共通の思いがある)

つまり、チーム内における上下関係や対人関係によらず、誰もが気が付いたことを発言できる雰囲気にあることが重要であり、結果として、業務の生産性へ繋がっていくというのです。


不毛な、「気が付く/つかない論争」に終止符を打つべく、そもそもの視点や視野の違いがあることを詰めたうえでの話だと思います。

今回の論争は、チームが機能するために、「試合が始まる前に言えよ!論争」とでも言いましょうか……

戦術を整える段階に必要な指摘や情報を集めるためにも、「TEAMING」は重要となってくるのでしょう。



さて、明日から始まります。

ワクワクしています。


ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム

講内 源太


今年もやります!!お申し込み、お待ちしています!


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