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メリットだらけ?? 心理的安全がチームにもたらすもの。

おはようございます!

今週もあっという間に金曜日……今日からチートできることに心躍る僕です。

#ただのデブ

#ダイエット明日から


さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」


前回は、心理的安全とはどのような状況であるのかを深めて観ていきました。

⇧こちらから⇧


リーダー自身のフレーム×行動、メンバーの行動×コミュニケーションが形作ることから、そこをどうデザインできるのかが鍵であることも学びました。

今回は、チーミングと学習にとって、心理的安全がどのように作用をするのかを深めて観ていきましょう。



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チームにもたらすメリットとは??

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心理的安全があるチームの前提として、【完璧な状況】は存在をしないという事実を共通で認識しています。

共通認識がない状況であると、意見の不一致により、不安が増大し、対人リスクが減少するように選択肢を選んでいきます。不安の大小に寄らずです。


心理的安全がチームにもたらすメリットは様々な調査によって明らかにされています。分類をすると、大きく7つに分けられます。


① 率直に話すことが推奨される

チームの学習機会を増やすことに繋がります。人間は、心理的に安全か、否かを天秤にかけて口にすることのリスクを直感的に理解しています。生存本能です。他の人がどう反応をするか?という懸念が少なくなることが学習へ導きます。


② 考えが明晰になる

人間の痛みの処理を行う部位は、不安により活性化します。それにより、脳の処理能力自体が低下します。潜在的な不安に意識が向いてしまうことにより、分析やコミュニケーションの低下を招きます。


③ 意義ある対立が後押しされる

対立が、討論とイノベーションという言葉に置き換えられるならば、それは「創造的な摩擦」とも呼べ、有益なものでしょう。しかし、心理的安全がない多くの場合は、攻撃的で、恥ずかしい思いをする可能性を回避するために起こり、有害なものでしかありません。


④ 失敗が緩和される

リサーチによると、共同作業×ミスの数では、人間関係が良好なうまくリードされたチームほど、報告数が多くなります。失敗を日常茶飯事として受け入れているからこそ、その数が多くなるのです。


⑤ イノベーションが促される

上記に関連をして、アイディアの提案がしやすくなります。心理的安全がなく、発言が嘲笑の対象にされると、失敗に対しての恐れが増大し、創造性は低下をします。


⑥ 成功という目標を追求する上での障害が取り除かれる

対人不安は、成功への道を閉ざします。間違う、非難の対象になる、恥ずかしい……これらのことは、自分自身の目標に集中をさせるのです。その状態での必要な協働や質問をすることは、リスクが高くなり、目標自体を妨げます。


⑦ 責任が向上する

心理的安全は、自由奔放や規律がない雰囲気とは違います。心理的安全の高さが縦軸(⇧高い:⇩低い)、責任を横軸(⇦低い:⇨高い)の4現象に分けると明確になります。


【無関心:⇩⇦】

自発的な努力は、個人の有利な立場を得るためのみに起こります。最小限の努力で、仕事をこなす方法を考えるのです。


【快適:⇧⇦】

楽しく、陽気であるが、挑戦はしないチームです。打ち込んで仕事をすることはなく、常に「コンフォートゾーン」にいるのです。


【不安:⇩⇨】

高い基準の設定と良いマネジメントの混同によって生じます。良いパフォーマンスはプレッシャーによって生まれるという考えが基礎にあります。

仕事が明確で、個人で完結をする場合であれば問題はないが、不確実で協働を要する場合は不安だけを増大させます。


【学習:⇧⇨】

互いから学び、仕事をやり遂げることが出来る状態です。ピラミッド型組織と心理的安全はの間に生じる緊張を管理する方法が重要になるのです。



心理的安全に関する必要な要素と具体的なメリットは明確になりました。

チームは、圧倒的に心理的安全がある方が良いです。しかし、最後にもあった、ピラミッド型組織によって、僕たち(いや、遺伝子的にもっとご先祖さまから)は生きているのです。そこに心理的安全を持ち込むための方法がどのようなものなのか。

明日以降は、そこを学びましょう!


今日も学んだー!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム

講内 源太


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