How toからは学べない、『交渉』の原理原則!!
おはようございます!
今日は、『交渉力―結果が変わる伝え方・考え方―(著:橋本徹)』を引き続き読んでおります。
第1章「‟最強の交渉術”とは?―交渉に勝つための原則を知る」では、著者のこれまでの経験から交渉の原理原則が自身の経験も踏まえて、述べられています。
著者は、維新の会の代表や大阪府知事、大阪市長と歴任をしております。その際に、‟権力”というものは持つようになります。これは、本当に最後の最後まで使わないとのことです。
強権的な行使は、組織が動かくなくなるため、何よりも『交渉』こそが選択肢となると強く述べています。
交渉には、2つの種類があるといいます。「敵対的交渉」と「協調的交渉」です。どちらも、最後の結果が見渡せない中で、どう判断するかがカギとなることが多く、評論家や識者の方々が述べられていることは向かないと一蹴しています。
では、『交渉』する上で、何を考え、実行することが求められるのでしょうか。
そこには、3大原則があります。
1.利益を与える(譲歩する)
こちら側がマイナスにならずに、相手に利益になるものを見つける作業が重要です。そこでは、「仮想の利益」を作り出すノウハウも必要となります。
2.「合法的な脅し」を使う
敵対的交渉において、効果を発揮します。他人ではなく、自分の力で、交渉の‟事前”に圧をかけることが重要となります(法律の範囲内)。
トランプ大統領が良い例だそうです。
3.お願いをする
1、2でも困難であった場合、シンプルに「お願い」をします。その際には、相互の譲歩が必要となります。
この原則を踏まえたうえで、『交渉』を行う際に、生じやすいトラブルを避けるための心構えもあります。
・接するときに「獲得目標(ここだけは譲れないライン)」を明確にしておくこと
・立場の上下が出ないような形で『交渉』に臨むこと
・まとまらなかった場合でも、「最後は握手」で終わらせること
特に、最後のところは重要です。交渉決裂時においても、当事者間の人間関係まで決定的に壊れずに済みます。
やはり、当事者間の感情が全くでないということはないのかもしれません。仕事をしていくということは、『交渉』の連続であると僕は感じています。だからこそ、「最後は握手」で終わらせることができなければ、しこりを残し、職場全体の雰囲気にも影響を及ぼすものとなってしまうのでしょう。
立場の上下から生じている圧力含めて、もっと考えていかなればなりません。
今日も学んだ!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
追伸
6月1日、久々に出勤したら、謎に疲れた様に捧ぐYoutube!!
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