イシューに対して、日々、捉えなおしを行えているか?読了とともに自戒を。
おはようございます!
今日は『名探偵コナンに学ぶ ロジカルシンキングの超基本(著:上野豪)』の最終章「結論づける」のアウトプットから始めます。
ロジカルシンキングにおける考え方を学んできたうえで、最後の結論をどのようにつけていくのか。著者は2つのステップを踏み、結論づける方法を解説しています。
Step1
イシューから導き出した枠組みごとの結論を出す
Step2
枠組みごとの結論を統合することで、最終的な結論であるイシューへの答えを導き出すこと
当たり前のことではありそうですが、気を付けなければならないのは、思い込みや自分が持っている情報が間違っていないかなど、疑いをかけてみることです。
どこかの情報をより重宝していれば、結論の重心も移動をし、イシューへの答えも少しずれてしまう可能性もあります。より客観的な視点で見る必要があるのでしょう。
(コナンの事例)
おさらいをすると、イシューに対する答えを特定するために、枠組み(考えるべきポイント)があるので、枠組みのみの結論だけでは、イシューに対する答えにたどり着けない可能性も高まります。
全てを統合したうえで、今自分が持っている情報に間違いがないか、自分が何か思い込みをしていないかと冷静に状況を見つめ直しましょう。
そして、多くの人を納得させられる強固なロジックをつくるためには、一度積み上げたものを壊し、また作り上げるという作業を繰り返すことも重要な時間となります。
枠組み、初期仮説、結論を回し続け、イシューに対する答えに近づく作業をひたすらに行うということが求められるのでしょう。
読了しました。
『ロジカルシンキング』という言葉を聞くだけで、大切だけれども、難しそうというアレルギーに陥っていた僕としては、良い本でした。
マンガの事例もさることながら、著者が作り出したフレームワークがわかりやすく、Stepやその際の問いも理解することができました。
特に、情報が変わりゆく中で、一度結論付けたものもう一度見つめ直し、枠組みから修正を加えていくなど、本来であれば日々行うべき作業なのかもしれません。
この思考法は、対利用者様に向けてもわかりやすく解説する際に使用できそうなフレームワークだと感じています。
主訴から導き出されるイシュー、それに対する枠組みと初期仮説は評価と統合、結論が治療にあたるのでしょうか?
恐らくこの結論に、MECEがないかを再度統合をし、イシューの解決につながるかどうかを考えていく。
日々の臨床で、惰性になっていないか見つめ直す良い思考法となりそうです。
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
追伸
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