個人の成長とチームの成長は同時進行、且つ、相互依存を持つことを理解しているのか?【読書:なぜ、人と組織は変われないのか】
おはようございます!
昨夜の風の強さを思うと、日本海側を通過する台風の影響をここまで受けるのだから、やはり自然ってすごいと改めて感じた今日この頃です。
暑くなるぞー!!
さて、今日は読書メモの回です。
『なぜ、人と組織は変われないのか ハーバード流自己変革の理論と実践(ロバート・キーガン/リサ・ラスコウ・レイヒー/池村千秋)』
前回は、第2回ワークショップを終えるまでの流れを確認し、どのような形で対応をすると「仕事のスタイルの違い」を受け入れるまでの流れを作ることが出来るのかを観ていきました。
今回は、それ以降の実施項目とその際のポイントを確認していきましょう。
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第3回ワークショップ
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第3回ワークショップは最後のワークショップとなります。
締めくくりと捉えられがちですが、実際の目的は違います。活動の締めくくりではなく、主導役をメンバーに渡し、一人ひとりが新しい段階へ進むことを目指します。
このワークショップを実施する前に、チームの進歩のアセスメントを行います。信頼関係などを含む18項目を数値評価(5段階)にて行うものですが、実施の前後を評価するものとなります。
チームとしての取り組みが、正しい方向へ進んでいるのかを確認し、現在地を再度見渡せるものです。
そして、その前後の変化を受けて、2つの問いに答えていきます。
① どのように行動や仕事の仕方を変えるべきか?
② チームとして、今後どういう点で成長を目指すのか?
この答えから、チーム全体の新たな目標と各自の新しい改善目標への取り組みへとステップを踏んでいきます。
また、このワークショップでは、自分の成果と得られた教訓も共有をします。これらを共有するのは、チームの目標達成のための公約ともなり、成長のためにメンバーの力を貸してほしいと頼むための前段階を造りやすくなります。特に、具体的に、どのような助けが必要なのか?も明確になります。
最終的に、一人ひとりが目標達成に対して全面的に責任を持つこと、それを相互に支え合うことが確認できれば善しとなります。
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最後の個人面談
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ワークショップ後に、成果の定着がどうかを確認します。その際に、面談を行うのは、第3者に依頼をします。忌憚なく、遠慮なく発言をするための配慮とも言えます。
チームとしての自己イメージの改善が図られていることが確認をできればよいです。
それは、チームの変化と内面の変化が掛け合わされた結果もたらされるものとなるためです。
それと同時に、成長が続けられるのか、不安をもつこともあると思います。メンバー同士での支え合う力を借りるとともに、自分の個人レベルでの成長がチームの進歩に直結することを再度確認できるように、促していきます。
これで、チームレベルでの取り組みの内容の確認はおしまいです。
結構ボリューミーだし、要所要所の抑えどころは確実に必要な点であることは学びました。
明日以降は、このチームが成功した要因を分析する回に入ります。個々さえ理解できれば、応用はかなり効くはずと読み終えて思っています。
今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
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