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行動は即座に、結果は忍耐強く。その時の支援をリーダーは間違ってはいけない。

おはようございます!
寒さが身に染みる日に、ジャージで自転車を爆走していたのは、僕です。

#寒い冬
#ユニクロ抜群
#ウルトラライトダウン

さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」

前回は、学習しながら実行する組織へと変貌をするために、4つのステップが必要であることを学びました。
診断、デザイン、アクション、省察です。今回は、その4つのステップをそれぞれ観ていきましょう!


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診断:現段階での実行方法は何か?

パフォーマンスの欠点やプロセスの課題、イノベーションの機会を突き止めることです。最もしたくない問に対する答えを積極的に、且つ、絶えず探す必要があります。

【ルーチン業務】
知っている分野のパフォーマンスを知っている方法を使って、評価することです。ベンチマークの使用などはよく使われる範囲です。

【複雑な業務】
直面するリスク評価に関連したものになります。リスクは明らかなものもあれば、隠れたものである場合もあります。問として、「この状況で知っていることは何か?知らないことは何か?完全に見落としているかもしれないことは何か?」を常にしていくことが診断へ繋がります。
基盤として、心理的安全は必須であり、安全と品質のパフォーマンスを評価することが求められます。このパフォーマンスとは、要素間でのコミュニケーションを指します。

【イノベーション業務】
チャンスを秘めた分野を突き止めることが重要となります。
満たされない顧客ニーズは何か?検討をする価値のある新たな領域は何か?
それぞれについての想像力に加えて、テクノロジーの現状や諸経費を考えて、実行可能であるかどうかを判断し、チャンスを確実に形にすることが重要です。


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デザイン:適切な行動計画とは?

行動の可能性を考えて、選択をするまでのことを指します。行動の仮説をチームとして約束をすることで意思表明し、意図的、意識的に学習を促進させます。仮説である必要があるのは、あくまで最初の行動はスタート地点でしかないためです。

【ルーチン業務】
向上させるべきメンに的を絞り、改善のための構造化されたアプローチを構築します。「改善」を続けることに、全力で取り組む必要があります。

【複雑な業務】
様々なグループの意見を活かして、出来るだけ多くの選択肢を持つことが重要です。スタート地点は不完全ですが、学習によって変更が加えられていきます。

【イノベーション業務】
次に行う試みを思慮深くデザインすることが求められます。ここに時間をかけることで、のちの時間と費用を削り、予想される結果の推測を立てやすくします。


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アクション:学習のための試みをしよう!!

実際に起きていることと一連のアクションから生まれた結果の両方を確実に追跡をします。プロセスと結果のデータにより着目をしましょう。

【ルーチン業務】
チームとして行うともっとも効果が高いです。目標を共有し、実行し、目に見える形で表出をします。プロセスを視える化し、簡易化するのです。

【複雑な業務】
新しいデザインを意識的に使って、効果とちょっとした変更を伴う試みの両方を評価します。このような場合、仮説のシュミレーションも役立ちます。

【イノベーション業務】
スピード感を持ち、何の制約も受けないアクションが求めらます。結果が事前にはほぼわからない、もしくは有力な仮説が試されるものであり、とにかく試してみることです。そして、どんなことが起こるのかを確かめましょう。ちょっとしたアクションを数多く起こすことも有効です。


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省察:プロセスと結果を省察しよう!

うまくいっていること、言っていないことを見極めます。認識されているどんな失敗も繰り返されないようにすることが重要であり、省察を頻繁に行う、分析的な作業になります。

【ルーチン業務】
量的なデータの統計的分析を行います。データを体系立てて使い、プロセスの失敗を見つけ、次のアクションへの影響を評価します。

【複雑な業務】
シュミレーション上と現実の変化について深く考え、その変化がリスクと質にもたらす影響を評価します。

【イノベーション業務】
失敗の本当の原因をつきとめることが重要です。質の高い振り返りをすることに重きを置き、早く次の試みを始めたいと思いこのステップを軽んじてはいけません。
予測できる失敗を次のアクションで避けるために、時間をとり、注意深く検討を行いましょう。


どのフェーズにおいても、阻止s機が予防んな時間と資源を投資して、学習しながら実行するのに不可欠なプロセス・データの価値を検討する必要があることを、リーダーが自ら声を大にして伝えていく必要があります。

学び続けるということは、ひたすらに絶えず学び、革新を目指し向上していくことになります。

‟我々は何を学ぶことが出来るのか?もっとうまくできることは何か?”

この問をリーダーは毎日行うことが求められています。その中で2つの要件を受け入れる必要があります。
一つは、学習にかかる費用とその場の利益を読み間違えないことです。学習によって得られる利益は、投資先よりも離れたところから効果が見られてきます。もう一つは、良い報告よりも悪い報告が一時的に増えます。改善を続けて実際的な評価を行いましょう。
この2つのことを受け入れるとともに、予測し、メンバーに説明をすることです。行動は即座に、結果は忍耐強くが基本原則となります。


今回の部分を読んでいて、仕事をタスクシフトした時には、パフォーマンスは50~60%程度になるけれども、チームとして前に進むためにはそこをどれだけ耐えられるか、そのことを認められるかが鍵というのを思い出しました。
100%で行っていた僕の業務を引き継ぐのだから当たり前であり、その受け入れをチーム全体で強くなるために受け入れること。その旗振り役になること。引き継いだ先のメンバーを孤立させず、適切な支援を行うこと。

まだまだ出来ていないと改めて猛省しました。

今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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