最強の営業ツール「名刺」を活用できていますか?
今回はクリエイターの名刺について。
配る機会が少ないからといって何年も同じ名刺を使っていませんか?載せている情報が古くなっていると、機会損失してしまう可能性があるので要注意です。
ブランディングの一環として名刺作りを提案することの多いさとみが、もみじと語ります。
言語化可視化ラボは、デザイナー岩崎さとみとライター本田もみじの「ブランディングとマーケティングの研究所」。クリエイターメンバーと一緒に、日々ブランディングとマーケティングの研究を行っています。
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古い情報の名刺ではチャンスを逃す!?
もみじ:
交流会などで名刺交換をする機会が増えてきている方も多いと思います。
私は、名刺を作り直そうと思いながら先延ばしにしていて、先日営業のチャンスを逃してしまいました。
さとみ:
他の方でも「写真が古いんですけど」「昔の名刺ですみません」などと言いながら名刺を渡しているのを見かけます。初めて会う時の印象が「謝っている人」になってしまっては、もったいないです。
もみじ:
SNSを頑張るより、交流会に1回行った方がお仕事につながる場合もありますから、最新の情報が載った名刺を渡さないと損ですよね。
さとみ:
そうなんです。せっかく名刺を配るのなら、お問い合わせ窓口として正しく機能するように変えておきましょう。
名刺を最強の営業ツールにする
もみじ:
名刺交換は、会話や表情からも人柄を感じ取ってもらえるいい機会です。
名刺はちゃんと受け取るものという前提ですし、捨てられにくく、好きなときに見返してもらえる最強の営業ツール。渡すだけで最低限の役割を果たします。
さとみ:
デザイナーにとっては、仕事獲得にも役立ちます!
自分の名刺は、お客さまの名刺作りのサンプルです。名刺をサンプルにする最大のメリットは、修正の回数が減ることでしょうか。この名刺よりもっと薄い紙、濃い色でほしいなどと言ってもらえるコミュニケーションツールになるんですよね。
もみじ:
デザイナーさんはその点で有利ですね。
デザイナー以外でも、キャッチコピーを工夫して得意分野を載せておけば、受注につながる可能性も高まりますよ。
さとみ:
そうです。名刺を受け取った人がお仕事を依頼したくなるように、印象に残るように工夫して作りましょう。渡してから時間が経過しても、ファイルから探してもらえて、連絡をしていただける可能性があります。
仕事を頼んでよかったと感じてもらえれば、名刺がそのお客さまの知人へと渡って、次のお客さまを紹介してもらえる可能性もあるんです。これが最高の名刺の役割と言えます。
名刺は自身のブランドに合ったものを
もみじ:
自分で名刺を作れるデザイナーと違って、私たちのようなライターや誰に頼んでいいか分からない人は作り方に悩みます。
さとみ:
今は無料のテンプレートも多く出回っていて、デザイナーではなくても自分で作れる時代ですよね。ただし、どうしても手作り感が出てしまい、仕事にはつながりにくいと感じています。自分のファンを増やして集客につなげる名刺のはずが、ただの自己紹介になってる人も多いんです。
ギャップが大きいのももったいないですね。以前、真面目で控えめだけど仕事はしっかりこなす方と名刺交換をしたとき、「あれもこれも売ります」というガツガツした内容の名刺を受け取って、印象との違いにびっくりしたことがあります。
もみじ:
ありますね。QRコードがいくつも載っている名刺もよく見かけますが、情報を整理しないと、どれが一番売りたいメニューなのかが伝わりにくいです。自分のイメージに合った名刺がほしいなら、ブランディングまで考えてくれるプロに依頼するのがよさそうです。
さとみ:
名刺交換をする機会が少ない方は、そこまで名刺が重要だと考えていないかもしれませんが、自分のブランドに合った名刺を配ると、狙ったお仕事を受注しやすくなりますよ!
プロに頼むと安くはないですが、長く使い続けるなら2回目以降は印刷代と手数料だけで済む場合もあります。先行投資だと思って作ってみてはいかがでしょうか。特に高級商品を扱う方にはおすすめです。
もみじ:
気に入った名刺ができたら、人に見せたくなりますよね。ぜひ、あちこち出掛けて人に会いにいきましょう。
配る理由は何でもよくて、「見て、見て!」のテンションで名刺交換すればいいのです。新しい名刺から話題が広がって、新しいご縁やお仕事につながっていきますよ!
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