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角田光代さんDAISUKI!


個人的に大巨頭作家は2人います。
田辺聖子さんと角田光代さんです。

ハッシュタグができるより以前に、田辺さんが好きすぎるが故の記事を書かせていただきました。


今回は巨塔のもう一つ。角田光代さんです。
角田さんの本と出会ったのは、2年くらい前でしょうか。歴はそんなに長くないです。

角田さんの代表作、というか映画化されて多くの人が知っている本というのは、「八日目の蝉」や「神の月」あたりでしょうか。

角田さんとの出会いは、Kindle内で「あーなんか読みたい本ないかなぁ」と選書していた時のことでした。

私の選書方法は、2つ。
①タイトルに惹かれること。
②書き出しにとても興味惹かれること。

この二つの条件が満たされない限り、知らない作家さんの本は買わないようにしています。(手当たり次第買うという経済力はないのでね)

で、Kindleで角田さんの「愛がなんだ」に出会ったんです。とても面白かった。男も女もいま思えば、多分恋愛下手。そこがまた愛らしく。「愛がなんだよ!」と突きつけたくなる最後。

精神的に若かった頃は、全然理解できなかったけど、大人になったら「あーそういうことだったのかな」って理解できるようになった部分がいくつもあって、角田さんの虜になってしまったのです。

その後は「幸福な遊戯」「彼女のこんだて帖」等々小説を読み、エッセイもいくつか読ませてもらいました。(なんなら今は角田光代さんのフェーズなので、角田さんばかり読んでいます)

角田さんの小説のどこに惹かれているのかというと、明確にはわからないんです。
角田さんの小説に出てくる男女が好きですし、題材にされる内容も好きです。
けれど多分角田さん自身のことも好きなんだろうな。エッセイには包み隠さず自分のことを書かれます。

ぎっくり腰になったとか、小説家なのに小説をずっと書くのは好きじゃないだとか、マラソンをしだしたとか…。角田さんという人間が好きなのかもしれません。

そう言って私は今日も角田さんのエッセイを読んで、ぼうっと過ごすのです。


#読書の秋2022

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