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過去イベントがリバイバル! 「ゲンロンアーカイブス」始動!

こんにちは!早いもので8月も半ば。今年は久しぶりに帰省や旅行へ出かけたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この暑い夏もいよいよ折返しを迎えるのか……という今日この頃ですが、ゲンロンから先日発表されたホットニュースをみなさん覚えていますか?そう、先月末のゲンロンスタッフによる配信番組「ゲンロンの楽屋から #4」で発表された注目の新企画「ゲンロンアーカイブス(Genron Archives)」です!

ついに8月16日(火)に初回を迎えるこちらの企画について、詳しくお届けします!

「ゲンロンアーカイブス」とは

シラスの「ゲンロン完全中継チャンネル」が満を持して始動する新企画、「ゲンロンアーカイブス」。

ご存じの方も多いとは思いますが、2020年10月のシラスオープン以前にもゲンロンでは様々なイベントを開催しており、膨大なアーカイブ映像がお宝として眠っています。その貴重な過去イベントの模様を、シラスで配信するというのが本企画!多数のアーカイブ動画の中から、その時々で注目が高まっているトピックや、あらためて問うべき主題を取り扱った回を厳選してお届けします。

もちろん、コメント欄はリアルタイムで稼働しますので、アーカイブ映像とはいえ当時とはまた違った盛り上がりや新たな発見もきっと生まれることでしょう。さらに!ゲンロンスタッフもコメント欄へ参加。トークを追う上で参考となる補足情報はもちろん、当時の貴重な裏話なども聞けるかも……!?ぜひリアルタイムでご参加くださいね。

8月16日(火)いよいよ初回配信決定!

そんな「ゲンロンアーカイブス」ですが、ついに明日8月16日(火)19:00より配信がスタートします!

【2019/08/20収録】Hidetaka Ishida × Yuk Hui × Hiroki Azuma "Is a Post-European Philosophy of/in Technology Possible? On Hui's The Question Concerning Technology in China and Ishida and Azuma's New Semiotics."

本イベントでも取り上げた香港の哲学者 ユク・ホイ氏の『中国における技術への問い』は、まもなくゲンロンより日本語訳の単行本が発売されます。まさに本書の予習にピッタリのイベントです。本イベントは東京大学名誉教授で記号学やメディア論を専門とする石田英敬氏、東浩紀とともに鼎談形式で行われ、白熱した議論が繰り広げられました。

全編英語でのイベントですが、『中国における技術への問い』翻訳者でありゲンロン編集部のスタッフでもある伊勢康平が適宜コメントで参加します。英語に自信がないという方でも、コメント欄を追いかけながら視聴することでお楽しみいただけること間違いなしです! 

また、本イベントの開催後に伊勢康平が執筆した当時のレポート記事を、Webゲンロンで無料公開しています。本番組の予習、復習でぜひお読みください!

8月16日(火)19時より配信開始! 配信終了後は半年間アーカイブ動画(録画)として番組を公開します。放送終了後も、番組の単独購入は可能です。


今後の配信も見逃せない…!

さらに、8月末にはこちらの配信も予定しています!

【2015/06/10収録】宇野重規×東浩紀「日本的リベラリズムの夢──講談社文庫『一般意志2.0』刊行に向けて」

東浩紀『一般意志2.0』の文庫化に際して、政治学者の宇野重規氏をお招きして開催されたこちらのイベント。日本のリベラリズムについて政治思想史の観点から展開される深い議論が行われました。

昨年刊行された『ゲンロン12』には、「観光客の民主主義は可能か」と題された両氏による対談を収録しています。民主主義・保守主義・プラグマティズムの3つを軸に保守とリベラルの関係を再検討するとともに、これからの民主主義の可能性について議論が交わされています。この機会にぜひ読み返してみてはいかがでしょうか。

『一般意志2.0』は、この秋刊行予定の『ゲンロン13』に掲載される東の最新論考にもおおきく関わります。イベントから7年、政治をめぐる状況はどう変わり、どう変わらなかったのか。今こそ必見の本イベント、配信日時は後日お知らせいたしますので、続報をお待ちください。

「ゲンロンアーカイブス」では、以降も毎月2~3本ほどの配信を行っていく予定です。これまではニコニコ生放送のチャンネルなどでしか見られなかった貴重な過去イベントの数々が、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」に帰ってきます!ぜひお楽しみに!

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