♯35 飲食店 3つの「売り」~売り先×売りもの×売り方~
飲食事業とは
「売り先」「売りもの」「売り方」の組み合わせである。
多くの飲食経営者は
「売りもの」づくりには熱心だが
「売り先」と「売り方」への関心が薄い。
「売りもの」づくりに熱心というが
「品質と価格のバランス」に熱心なのであって
お客様の得られるメリットや利用価値・体験価値への関心は充分ではない。
飲食経営者は「売りもの」を作ることに注力しがちだが、
お客様が「売り物」を購入することは手段でしかない。
「売り先」とは市場であり、
顧客層であり、個々の顧客であり、そのニーズである。
「売り方」とは販売チャネルであり、
営業方法であり、コミュニケーションのノウハウである。
お客様がなぜ「売りもの」を使ってくれるのか
その「売りもの」を利用することでどういった価値が得られるのか。
「売り先」「売りもの」「売り方」を組み合わせて
収益構造を構築することをビジネスモデルという。
コロナ禍の今、新しいモデルへの転換期なのかもしれない。
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