月の見えない夜に私は踊る
「上手く生きるのって難しいのに、上手に見せようとすると退屈で死んでしまいそう」
ゆっくりと落ちていく感じ。
月が私を照らしている……そんな夜、何だかとても恥ずかしくなって水を張ったバスタブの中に隠れた。
私という存在がまだ産まれてくる前に戻ったような感覚。ゴボゴボという音の膜に包まれている妙な安心感。
“ 息が続かなくて飛び出したら世界が変わっていますように “
そう願ってもそう上手くいかないのが人生だったりする。
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984字
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短編の詩集です。
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