ヘンプシードナッツ

【概要】
麻はアサ科の植物。生育が早く生命力のある一年草で、約3～4mの高さまで成長します。約1万年前から暮らしに根付いてきた農作物です。
生活に必要な繊維、紙、衣類、建材、医薬品を生産する重要な産業で、ヘンプの『穂』は医療に『実』は食用・油等に『葉』は医療肥料に『茎』はロープ・紙等に『根』は肥料にと様々な分野に使われています。
ヘンプシード(麻の実)は世界中で古くから雑穀類の一つとして消費されています。体に必要ないくつもの栄養素がバランスよく含まれている事から健康食材として注目されています。

【効果・効能】
◆エネルギー源となる大切な良質なタンパク質
筋肉、臓器、皮膚、毛髪、ホルモンや酵素、免疫物質、血液など人体の大部分はタンパク質で構成されています。美肌を作る上で必要不可欠なコラーゲン。ヘンプシードにはコラーゲンを作るのに欠かせないタンパク質が含まれています。

◆食べ物を通してのみ摂ることが出来る必須アミノ酸
タンパク質を構成するアミノ酸は２０種類と言われていますが、食べ物からとる必要がある９種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と言います。ヘンプシードはこの必須アミノ酸9種類を全て含んでいます。

◆ダイエットをサポートする必須脂肪酸（オメガ6、オメガ3）
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が理想的なバランスで含まれているヘンプシードは、脂肪燃焼やアンチエイジングにも有効です。食べることで若返り効果を期待出来ます。

◆美容と健康につながる鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルが豊富
ミネラルは骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあり、鉄分や銅などは貧血予防に欠かせない成分です。

◆便秘を解消するなどの、腸内環境を整える食物繊維
ヘンプシードの不溶性食物繊維は腸を刺激したり、有害物質の排出を促す働きがあるので便秘解消のサポートします。この他にも食物繊維には糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。

【食べ方】
ほぼ、無味・無臭です。ヘンプシードの代表的な食べ方といえばそのまま食べるです。味噌や醤油など発酵食品との相性が良く、料理の上からパッとふりかけて食べれます。ヨーグルトに混ぜることで、タンパク質、カルシウム、食物繊維を手軽に補えます。スープの上にサラダのトッピングにと幅広くお使い頂けます。

・カロリーは、100gあたり約460kカロリーと高めですので1日当たり25gぐらいを目安に摂取してください。

・七味唐辛子に殻付きの麻の実が入っていると思いますが殻付きのままでは固いので、殻をむいて食べやすくしたものがヘンプシードナッツです。

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