秋が好きで、春も好きなんですけど秋なんで、秋の話をしようかなって思います。
俺の最後の秋の思い出は高3の時なんですけど
また高校の話になっちゃうんでごめんね

秋になると、いや正確に言うと夏休み明けた時からみんなセーターを着だします。絶対暑いのに、セーターを着ます。俺のセーターのサイズ3Lだったのマジでなんだったんだ。秋になると、放課後で溜まってる時、日が落ちるのが早くて教室のあかりがいつもより元気そうに僕達を照らしてくれます。朝起きて原付に乗って駅に向かう時、少し冷たい風を浴びながら今日の学校で何をしようか何を起きるかを考えてました。駐輪場に入って原付を停めて、駅に向かう時の風を今でも覚えてます。
もちろん0限に間に合うわけはなく、遅れたやつと一緒に駅から学校まで歩きます。その時に話した事はあまり覚えてないけど、きっとなんの意味も持たない会話だったことに違いはありません。こうやって少しづつ当時の記憶が欠落していくのは、悲しいような気がしますが、
仕方ないと割り切る以外にできることはありません。
今考えてみればあの時遅れてダラダラ歩いてた奴らと今も一緒にいるし、そういう奴らはちゃんと間に合ってた人みたいに新たな環境で楽しくっていうのは出来てない気がします。多分バチが当たってるんでしょうね
俺も含めて 

よく金木犀の匂いが〜とか秋になると言い出す人がいるんですけど金木犀の匂いなんて感じた事はありません。
秋の匂いといったら銀杏のくっさい匂いだけです。
みんな格好つけて金木犀とか言ってるだけです多分

高三の秋は同級生が、みんな部活を引退して僕達と同じように高校生の青春を暇という最も贅沢な時間の費やし方をし始めて、それでも僕達よりもその暇を謳歌していました。野球部には申し訳ないけど帰り道の野球部の友達のバイバイが聞けないのは少し寂しくて、ずっとお前らは通路側でバット振ってバイバイって言っててくれって思ってました。

家に帰って、つまらないテレビを見ながらソファに沈んでるとご飯が出てきて、今考えるとありえないくらい幸せだったんだなって思います。

あとはマラソン大会とか、あれも楽しかったです。
でもひとつ言うとしたら最初の茶番の漫才みたいなやつ、あれ俺にやらせてくれよって思いました。
でもめちゃくちゃエムワン1回戦で落ちたんで、まぁやらなくて正解たったかもって思います。

今何となく学校もバイトも頑張れてるのは、夏休みがすごく楽しかったからだと思います。夏休みのこともなんかで書きます。

金木犀の匂いを俺に説明出来るやついたら100万円あげます。読んでくれてありがとうございました

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