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555.若い者を変えたいなら自分が変わろうよ!

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

私の友人で、あるメーカーのサービス部門の部長がいる。
5歳上だが、知り合ってから45年、だから歳上と言う感じがしない。

まあそれはさておき、彼が私に言うのである。
「うちの営業マンは本当に何を考えているかわからない!」と。

どういうことかを詳細に聞くと、
「売れば良いと思っている。その後のメンテナンスなどは全く知らぬ存ぜぬでサービスがやっといてくださいよ!」的に思っているとのこと。

さらに次のようにも付け加えた。
「俺らの若い頃はもっとお客さんのことも考えて、営業もサービスも一体となってやってきた!しかし、ほんまに今の子は考えていることがわからんと!」

う〜ん!
言いたいことはわかるのだが・・・

そこで私は聞いてみた。
「で、どうしたいの?」と。

すると、
「いや、話を聞いてくれるだけでも良かってん!」と。

要するに愚痴の吐口ってわけね!(笑)
でも何かヒントになってくれたらとも思い、少しアドバイスをした。

「今の若い子が考えていることがわからないのは当然やと思うよ。
だって時代が違うもん。昔になかったもの、想像でこんなものがあればええのになあ〜なんて思っていたものが今はある。
情報もすぐに手に入る時代。だから昔と一緒に考えたらあかんと思うで!」と。

すると、
「それはわかっているねん。でもなんかもっとこうしたろ!とか、あんなことしたろ!とか無いんかな?って思ってしまう。
言われたことはやるけど、それ以上のものが無いのよ。」と。

そこで私は少々厳しいことを伝えました。
「そもそも望みすぎでは?あまり望みが高いから、そうならないと腹が立つのよ。
それに営業が売れば良いと思っていると言ったけど、それって彼らだけの問題ではないと思う。教える側、会社・上司・先輩がそういう風に教えているからそうなるのでは?厳しいけど本当は上から変わらないとあかんと思うよ!」と。

これを聞いた彼は、
「お前は本当に的確に指摘するよな!
確かに上が、会社が変わらないとあかんねんよなあ〜!」と。

如何でしょうか?
このようなこと、皆さんの周りにもありませんか?

今の若いやつは!って思うのには、時代や考え方が違うから起こるのです。
それを受け入れて、そして次にどうするかを考えることができる方や会社が、今後生き残っていくんだろうな!って思いますね。

だって今の若い奴がこれからこの日本を背負っていくのですから。
若い奴を変えようと思うなら、まずは自分からですよ。

頑張ってくださいね!



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