仕事してたとき嫌だったこと⑥
社会の役に立っている実感が0
どうでもいい仕事ばかりやっているせいもありますが。
どうでもいい仕事ばかりになる理由は、僕が"関所"にいるからです。
"関所"仕事という表現は、以前、経済学者の安冨歩先生の著書で読んだものです。
すなわちそこを通らなければどうにもならない結節点、それが関所。
「ここを通りたければ、カネ目のモン身ぐるみ置いてってもらおうか」
それはかつて山賊がやっていたこと、関所が整備されてからは政治様が山賊に成り代わり、同じことを少しマイルドにして行っているのです。
「海外、行きたいの〜? ふつう、飛行機乗るよねぇ〜?😎」「こっちもこっちも! パスポートに金払って😆」
「くるま、乗りたいの? なら、免許って制度があるから金払いな🐷」
「飲食店やりたいの? なら、調理師免許やら法人税やら色々払いな」
「電気、何やるにもいるよね?」
スエズ運河だか何だかが、大型船の座礁で閉鎖された際に、どれだけの損害賠償が発生したか、耳にした方も多いのではないでしょうか。
それは、あの運河を通らなければどうにもならないから(アフリカ大陸をぐるっと回っているのではとても商売にならないから)です。
これらをなりわいにしているのが、いわゆる支配層の多くです。
僕も、ゆとり代表として、支配層側の人間になることだけが人生の目標かのように生きてきて、実際その側寄りの人間になりました。
しかし、関所仕事は山賊なので、自分の存在の正当性を証明しなければ精神が持ちません。
つまり、自分は山賊行為をしているのではなく、山間の安全を守ってやっているのだという自己暗示が必要なのです。
現実から目を背け続けなければならないため、しんどいわけです。
お手軽に目先の社会貢献だけ考えていても、長い目で見れば良くない、とは理解しつつも。。
何にしても、何か少しでも人のためになる仕事がしたいものです。
頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。