消費に税をかけることの意味、わかってます??

消費税って、払う方は日々何気なく払ってますし、徴収する方も気軽にぽんぽーんと5%から8%→10%と増税しましたが、消費に税をかけることの意味、ホントに分かってますか? と問いたい。

基本的に、何かの行為に税をかけるということはその行為を抑制する働きがあります。

今の日本は、ハッキリ言って不景気です。
この30年間、先進国が着実に賃金を上げ成長している中、日本はずーっと横ばい、まごうことなき不景気です。
日本の購買力は地に落ち、市場としての魅了が全然なくなってしまったので、海外企業の日本からの撤退が相次いでいます(例えば僕のお気に入りのアパレルブランドAmerican Eagle)。

そんな、経済の停滞してる状態で消費活動に税をかけるなんて、正気の沙汰ではありません。
消費活動は、人類社会発展の源泉です。
その消費活動を抑制するわけですから、社会は完全に停止に向かってしまいます。

確かに、かつてバブル時代の日本は、大量生産大量消費、イケイケドンドン調子に乗って、痛い目を見たのでしょう。
しかし、だからと言って、消費活動をこれほど停滞させていては、その時の反省をトラウマ的にただ闇雲に引きずっていると言われても仕方ないと思います。

ところで、なんでそんな消費増税などという愚かしい選択に社会が至ったかというと、それはメディアの扇動です。
消費増税が決まった頃は、増税やむなしみたいな空気感の演出に完全に成功しており、政府はメディアに同調してればラク、自分らは増税ウハウハ側の人間なので、止められない流れと言えばそうだったのかもしれません。
ついでに言うと、そもそも日本の購買力がこれだけ下がったのもメディアの扇動です。
それはニュースによる刷り込みで、平成の30年間来る日も来る日も不景気不景気と流し続けたメディアさんのたゆまぬ努力の賜物なのです。

メディアってホント、何なんでしょうね。

頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。