ガソリン税のゴタゴタを見て国家解体が解だと思った

ガソリン税を下げることへの賛否を見ていて、国家解体するしかないなーと思った話。

式にすると、
想像力の欠如×デカすぎる組織=国家解体
です。

まず車は贅沢品か? 生活必需品か?という話があります。
都会暮らしの人にとって車は贅沢品なので、贅沢してる奴から税金取れ! という思考です。所得税と同じですね。
一方、田舎暮らしの人にとっては車は生活必需品です。ガソリン代は家計に直結する重要事項です。

これら互いの立場を想像する力が今の日本人には全く欠けています
この、想像力の欠如があっても、もし都会暮らしの人達は都会暮らしの人達だけで完結した税制であったなら問題はありません。
同じ立場、同じ考えの人達の狭い世界で、皆が納得できる税を取ればいい話です。

しかし現実は、都会暮らしも田舎暮らしもごちゃ混ぜになっている。
多方面に配慮が必要なんです。
その理由は、組織規模がデカすぎるから
組織規模がデカければ、色んな事情を持った人が増えることになりますから、全員が納得する政策というのは複雑化する一方です。

もっと言うと、都会暮らしだって一枚岩ではありません。
例えば個人事業主で自家用車を営業用に使ってあちこち行く必要がある人とか、身障者とその家族とか(バリアフリーが進んでいるとはいえ)、田舎暮らしは田舎暮らしでも車必須ではないところもあるでしょうし、私ごときの想像力を上回る色んなケースがあるでしょう。

都会暮らしというくくりで見ただけでも組織規模がデカいのに、ましてや1億人以上もいる国家なんてデカすぎですよ。
だから解体が一つの解なんです。

狭い世界で生きることは決して悪いことじゃないですよ。
SNSで自分よりすごい人を何万人も見て自分を卑下したりすることもなくなるし。
狭い世界論についてはまた後日書きます。

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