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全世界全業種共通!ファンを獲得するために誰もがすぐに始められるたった一つのアクションとは?

くどう@ゆめみです。ぼくが仕事をする上で、大事にしている事を書きます。

まず、僕が専門とする営業やマーケティングの目的は「顧客の創造」です。
これは言い換えるとファンを増やすこと。
もっと極端にいうと、「自分を好きになってくれる人を増やす事」とも言えるでしょう。

■何故今、この内容をシェアするのか

営業職からこの業界に入り、これまで顧客企業のBtoCマーケティングの推進や、自社の広報PR・メールマーケティング・SNSといったインハウスマーケティングという役割を務めてきました。
その中で、これは全世界の人が、普段の生活でもやっている事で、仕事にも役に立つと確信したアクションがあります。

なおかつ、「マーケティング」という活動は、転職活動、対人交渉、不可欠なスキルとなっていると考えます。このようなライトな記事から、マーケティングを難しく考える事なく、普段マーケティングに携わらない人でもわかりやすいシンプルに捉えられるきっかけになればいいなと思いました。

■どんな事をするか

まずは、営業・マーケティングの仕事を一例に挙げます。

例1)
BtoB営業の仕事の基本は、シンプルにいうとこんな感じですよね。

1. お客さんのサービスを使ってみる(商品を購買する・お店にいく等)
2. 他社の代替サービスは何があるか調べる
3. 何に困ってそうか考える、実際に聞いてみる
4. 自分にできる解決策を考える、話してみる

顧客企業の事を知り、役に立つ便益や機能を提供する。ざっくりですがこれ原則ですよね。
この中で一番大事なのは、特に「お客さんが提供するサービスを使ってみる」だと思います。使ってみるというレベルではなく、まずはイチユーザとして生活に組み込む。次に、使い倒す、ダメな点を列挙できるくらいに。これはもはやクレーマーに近いですが、それくらいすると、STEP3,4の仮説が立ちやすくなるのでおすすめです。

例2)
次にBtoCのマーケティングの場合を考えてみます。ここでは面倒なので既存サービスのマーケティングを例にします。

A. どんなユーザに喜んでもらっているかを知る
B. そのユーザはどんな共通像なのかを分析して仮説を立てる
C. ユーザが感じている、自社サービスへの不満を知る
D. 他にユーザにとって代替となる他社サービスを知る

これらはステップではありませんが、全てマーケテイング上必要なアクションです。これらではすべて、マーケではペルソナ、カスタマージャーニーと言ったフレームワークを活用して、ユーザの事の生態や心理パターン、態度変容を可視化し、ユーザ像を紐解いていきます。BtoC(特にデジタルサービス)の場合は、目の前に顧客がいませんので、まずは仮説上の顧客を強くイメージして共通像とするケースがあります。つまり、どこかにいるであろう、ここに居ない人物を頭の中で強くイメージするのです。先ほどの事例はクレーマーでしたが、今度はまるでストーカーですね。

ここはあくまで仕事上でのアクションをデフォルメ化しました。

■つまり何するの?

これらから何が言えるか?前述したように、営業・マーケティングの仕事は「自分を好きになってくれる人を増やす事」と表現しました。このためのアクションは、相手の事を考え抜く、時にはクレーマーのように、時にはストーカーのように。それだけの執着心を以て相手を想うこと、これが大事だと考えます。

すなわち、まずは自分が相手を好きになって行動する、という事が大事なのではないかと、ぼくは考えます。

営業やマーケティングの目的は、「顧客の創造」です。
これは言い換えるとファンを増やすこと。
もっと極端にいうと、「自分を好きになってくれる人を増やす事」

自分(自社)のファンを獲得するためには、まずは相手を好きになるくらい執着して知る、行動する、という事が大切。という話でした。

これは全世界共通、そして全業種に当てはまる。(はず)

例えば事前調査。顧客に対面して、既知の事実で知らない事があるのは調査不足です。相手のサービスの改善点を、自分の体験をもとに2-3点言えるようにする。相手がBtoCだった場合、例1-2を複合して、どんなユーザが使っていると仮定して、どんなニーズが考える。

時間は限られているので全部はできません。でも、これくらい執着することで、結果的に顧客中心と評価されるのではないかなと、考えます。
ファンを増やすという目的の前に、まずは自分がお客さんのファンになってみる、というのはどうでしょうか。

■補足

Amazonのリーダーシップ論、OLPでは、まず第一にくるのは「CUSTOMER OBSESSION」という言葉です。OBSESSION は直訳すると「こだわり」ですが、「取り憑く」とか「執着する」という意味合いがあるようです。この流れで例えちゃうとつながっちゃうのですが、それだけ顧客に執着して考えろという思想は、Amazonのような会社でも提唱している考えなのです(参考 https://www.amazon.jobs/jp/principles

さらにこの行動、「好意の返報性」という心理バイアスに基づいていると言われているらしんですが、それらしいソースに乏しいので省略します。

ちなみにですが、僕は前職で見つけたお客さんの事が好きになってしまいまして、執着してストーキングしている内に、就職していました。 勤続9年目です。どうも。

というわけで、要は「ファンが欲しけりゃ、自分がまずファンになれ」でした。

え〜と、、

いかがでしたか?

サポートありがとうございます。 インプットと実践を通して、自分なりの知見や仮説を書いていきます。皆さんの何かきっかけになれば嬉しいです。