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恋愛が苦手な人・結婚に肯定的になれない人へ

近藤春菜氏が結婚の必要性を感じなくなったというニュースがあった。

その背景として、

“男ってずっと遊びたいんだな”って思っちゃってた時期があって『価値観が合う人と出会うって難しいよね』みたいな話をしている時に、一緒に飲んでいた男の人から『価値観が合う人間なんていえねえよ』って言われた

という理由があるという。

確かに男はいつまでも遊びたいし、価値観の合う人なんていないので、これは真理である。

では、結婚している人はそれを知らずして結婚しているのかと言えば必ずしもそうではない。

何回か異性と付き合えば、そんなことは当たり前のこととして理解できる

性欲まみれの恋愛初期を越せば、恋愛も人と人の関係だ。

価値観が合わないところに限らず、嫌なところも見えるし、お互いへの飽きも見える。

ほとんどの場合はそうなる。

では、そうなったら離婚しましょうとなるかと言えば、そんなことはない。

男女の関係から恋愛が消滅しても、そこには幼少期の頃における親兄弟のような関係性が残存するので不要とはならないからだ。

言われてみれば当たり前の話である。

それにも関わらず、未だ存在さえしない未来に対して肯定的になれない人は、単純に同年代の周囲の人に比べて恋愛の経験値が足りない人が多い(※近藤氏の事情に関しては筆者は言及していない。あくまでも筆者の主観による一般的な傾向の分析結果である。)。


実際は、結婚という恋愛の先の落ち着いた関係は恐れるほどのものではない。

社会において多数が選択している答えであることからも、不合理なものではないという蓋然性がある。

それは経験を重ねて行くうちに自分の実感としても理解できる。


恋愛や異性について未知が多いうちは恋に恋してしまう、恋愛に過大な期待を抱いているという状態である。時に恋愛に依存してしまったり、激しく拒絶してしまったりとバランスを崩したりする。

恋愛禁止の学校に通っていた人やそもそも恋愛に縁がないような人は、健全な恋愛経験の形成を行うことができず、周囲の経験値とのギャップから歪みが生まれてしまうことが多い。

では、そのような人はどうしたら良いかと言うと、とにかく色々な人と付き合ってみるしかない

年齢的に「アソビの相手に消耗している時間は無い」と言う人も、その一見意味のなさそうに見える消耗的な恋愛から得られる経験値を持っていないことにより歪んでいる可能性もある

モヤモヤしたまま恋愛や結婚に踏み切れないという人は、経験値を増やしてみると良いかもしれない。








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