人体に潜む力
この数年間、コロナウイルスがもたらしたもの
wrote by はーろん
新しい気づきや変化として、健康的な生活習慣の大切さを意識するようになったし、今までになかった社会の連帯感や価値観を生み出したと思っています。
話かわって、微生物免疫学の著名なドクターが『ウイルスが人間(人体)を進化させる』と話てくださいました。
最高の名医は自分自身であり、最高の妙薬は自らの体内にある。
人体には一度侵入した外来性病原因子(病原体)の特徴を記憶し、再度(病原体)の侵入に備え、異物を排除するための防衛システム(免疫)が巧妙に構築される。
人類が新種のウイルスに出会うたび、人体は進化し続けるというワケです。
この免疫力の強化方法は数多とありますが、健身気功の導引を選択肢の1つとしてお薦めいたします。体内の気のバランスを整える健身気功・太極拳など医学と無関係とは思えないからです。
古典で気功の起源を読んでみた
中国の尭帝時代、毎年洪水の氾濫や寒い気候 が続いたため、人々は関節炎、浮腫などの疾病を引き起こしました。その症状を治すために舞踊を行なったと記述されています。
舞踏の動作を行うことで筋骨を鍛え、気血の滞りを通し、関節を利かしたようです。
太古の昔から身体バランスを崩さない為には、食事と同じくらい運動が必要とされていました。
中国湖南省馬王堆で発掘された中国でもっとも古い「導引図」
呼吸運動・肢体運動・器具を持った運動が描かれていて、それぞれの功法がどんな病気に効くか解説されています。
中国で開催された健身気功国際学会に行ってみた
聖人は既病を直すのではなく、未病の時点で治療する
中医学のスタンス
飲む薬が漢方 、食べる薬が薬膳 、動く薬が健身気功
健身気功は生命活動(生体恒常性)を優れたものにする。
人体解剖では決して捉えられない『全身の経絡を通る気』の流れは、五臓六腑(臓腑)の養生や呼吸による自律神経調整、精神面での鎮静、血流(気血)の促進といった人体の生命活動(生体恒常性)を優れたものにします。
1.体の働きを調整する「自律神経」
2.ホルモン分泌をつかさどる「内分泌」
3.外部から進入する異物から守る「免疫」
人間は、この3つの働きのバランスを保つことで健康を維持しています。
このような機能をホメオスタシス(生体恒常性)といいます。
十二経絡は全身の気血を運行し、臓腑と肢体を繋げる通路
経絡上に気血の滞りがあると臓腑は栄養が得られず、機能活動に障害が生じて病気になります。
経脈の気を巡らす「健身気功 八段錦」のレクチャー
督脈と背部の兪穴(背中にある経血の総称で臓腑、経路への治療点となる重要な経血)を刺激。手の三陰三陽経などの経脈を刺激し、手の太陰肺経などの経脈の気を調整する・・・などなど長時間にわたって壇上に立ち続けるバイタリティーは、老師の気そのもの・・・席に座って聴講しているだけの私なのにヘトヘトです
芸術的な動作で、精神的な高揚感を高める「大舞」
中高年の年齢層にしてこの足腰の筋力、バネのような柔軟性
少しもバランスを崩さない見事な身体能力 ‼︎ 圧巻でした。
「大舞」は柔軟性、バランス能力と循環器機能レベルを向上させることができ、
興奮性、鬱病などネガティブな気分に改善効果がみられ、幸福感(エンドルフィン)を引き起こす・・・などなど。
数ある健身気功の中で一番長い時間を要する導引(動作)を要求されています。
私も近い将来「大舞」をマスターしたいと秘かに目標にしています。
実はとってもセクシー(中国女性に人気が高い大舞なんです)
中医学病院では健身気功を入院患者に指導
注:日本では、健身気功を「治療」として称する行為はできません。
しかし、予病、未病に対する養生法(健康体操)として大変お勧めできルものです。
「 気功施術後の体温変化(前向き、後向き)は、脳に温度変化が著しく見られた。」という説明をしておりました。
健身気功は予防医学的な運動処方です
世界に向けて普及された健身気功
健身気功は、自分自身で行う身体活動、呼吸、精神の調節を主とする運動形式です。
GENJIYAU経絡フィットネスが目指すもの
人体の骨格および大小の関節の可動域を可能な限り正しい角度に広げる。
骨格を牽引する運動を通して、筋肉群と筋膜を引き伸ばして関節部の筋腱・靭帯などの組織の柔軟性、 活動機能を高め、強く健康な身体になる目的を達成する。全身の経絡を通して上下、内外の疎通と精・気・血・津液の充養を通して人体の生命活動を優れたものにする。
西洋式トレーニングと、中医学に基づいた中国伝統気功。 東西の理論を融合させた経絡フィットネスで健身・健脚・健脳を目指しています。
GENJIYAU経絡フィットネス連絡先:090-1701-5151
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