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超自己責任論〜苦しい原因は全部自分にあると思えるようになろう〜

根本原因がどこにあったとしても、自分がいま苦しい理由を他人や自分を取り巻く環境のせいにし続ける限りは、絶対にその問題は解決しませんよって話です。

たとえば、会社の上司が嫌な奴だとか、会社の給料が低いだとかで、苦しみ続けている人。

親が自分をまったく理解してくれない毒親で、押しても引いても、にっちもさっちもいかないで苦しんでる人。

こんな人達が陥りやすい罠があります。

それは、他人を変えようとしてしまうこと。

そもそも問題の根本原因はその上司だったり、会社の給与形態だったり、親だったりするわけですが、

この問題、解決しようとして多くの人はその根本原因をなんとかしようと、上司に言い返してみたり、労働運動で会社と交渉してみたり、親と喧嘩してみたり...

一見、根本原因を叩いているんだから解決に向かうだろうと信じてしまいがちですが、
事態はそう単純ではありません。

なぜなら、彼らは人間だからです。

人間は突き詰めると、自分の価値観に従って、自分がやろうと思ったことしかできない生き物です。

僕もそうですが、あなただって他人から何か行動を強制されるのは、いい気分しませんよね?

人間という生き物は他人からなんと言われようと、やりたいことしかできない生き物なのです。

だから、他人の行動を変えるということは、他人の価値観を変えるということ。

容易なことではありません。

では一方で、自分の価値観や行動はどうか?

こっちは自分の努力次第でいくらでも変えることができます。

つまりはコストパフォーマンスの問題として、何か問題を解決したい場合は、コントロール不可能な他人よりも、コントロール可能な自分を変えて行こうということです。

この視点をもつと、あなたが他人を変えようとして苦しみから一向に逃れられないのは、難しいことをやっているので、ある意味当然とも言えます。

でも、自分を変えようとするのは自分がコントロールできる分、比較的容易なことですし、
自分のことだけを考えればいいのでとてもシンプルです。

上司や親と反りが合わないなら、距離を置くようにするだとか、受け入れるだけの広い心を持てるように自分が成長するだとか、

会社の給料が低いなら、転職するだとか、副業をやってみるだとか、

どう他人を変えよう、ではなく、どう自分を変えていけばこの問題が解決するのか?

これが唯一、あなたが苦しみのサイクルから抜け出す考え方なのです。

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