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この世のルール設定を本気で考察してみた②

前回の続き
“観測者”について考えてみます。

個の生成に関しての絶対ルールとして、「対称性を保つ」という前提を置き、進めます。

私 + 私以外の全て = 全て のような感じで、個だけが全体像から逸脱した状態では、存在し得ないとします。

有名な2重スリット実験等で、素粒子は粒であり波であるという2重性を持つという事が分かっています。

 
波の状態が観測できなくなる不思議な現象として、どちらのスリットを通ったか観測すると、粒の振る舞いだけになる実験結果があります。

これは、私たちが粒子を観測すると同時に、同じく空間層を形成した粒子の意識体から、観測されていると考えます。

観測する+観測される でセットです。

意識は空間層の維持をする役割と先ほど記しましたが、「個」としての維持・表現活動の一つとして、周囲を観測し、その観測結果を得て「対称性」を保つよう状況を成り立たせる働きがあると考えます。

隙間はないよ

どちらのスリットを通ったか確定させる、という状況を成立させる為には、どちらも波の状態で通った、という波動性をマイナスしないと出来ないと判断すると、粒子性のみ実部として出現させ、状態成立とするわけです。

では波動性はどこへいったのでしょうか。

粒子の持つ2重性が壊れるわけではなく、「その他の可能性」は、複素空間から実部空間を引いたどこかに「情報」として出現しています。
そうでないと、粒子の半分が無くなって終わりでは「粒子」対「その他全体」の対称性が崩れるからです。

状態変化して対称性は必ず保っていないとバランスが崩れてしまいます。


ちょっとイメージがこんがらがるかもしれませんが、今記述した粒子の振る舞いの中で「対称性」を保つ動きは2種類ありました。

・個がいる世界での、ある行為を成立させる為の「私」対「他者」との間の対称性

・全体から出現した個の要素を保つ「私」対「その他全て」の対称性


「観測を行う」という行為は、そもそも「個」の世界で「対象」がないと成し得ません。

「全て」の中では観測する独立した目が存在しないので、個として存在している大きな役割として、互いに観測しあって感覚の世界を成立させているという大切な役目を担っています。


観測行為とは、目で見るのは勿論、それだけではなく物理学でいう相互作用なのですが、個として認識するもの全て観測を行っていると考えられます。

人であれば、五感で感じとるもの・空想イメージ・人や地域や国に対する思い・過去や未来などなど、気にかけたものに対しては全て観測行為にあたり、その存在を担保し認識しているという事になります。

では、次回は観測行為のプロセスを書いてみたいと思います。


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