すべらない話がすべっている話。

結構前から、「すべらない話」のすべってる具合は半端ない状態になっているため、ほとんどチェックはしていなかったわけですが、今回行われた番組のゲストのところをちょっと見てみました。

なぜか、「芸人以外のゲストを呼ぶ」という謎の風習が定着しており、その人達の話がまたビックリするくらいに面白くないんですね。

「コンセプトってどうなってるの？」ってレベルのつまらない話が常態化しており、周りの芸人が愛想笑いをして「すべらんな～。」って言っているだけの意味不明の出来レース番組。

個人的には「イッポングランプリ」が1番ガチで笑いを取りに来ている笑える番組だと思っています。それも、波はありますが。

でね、ファーストサマーウイカというタレントの話を聴いてみましたが、長い。

とにかく長い。

彼女の話は、

・オーディションに書類審査がなくなったから変わった子が来ている
・宇多田ヒカルをめっちゃリスペクトしている子が来て、それをめっちゃアピールしてくる
・歌を歌ってもらったら、倉木麻衣の歌だった

っていう構成になっているわけですが、前半2つの前振りの話がやたらに長く、そもそも最後のオチに向かう伏線として全く不必要な話がダラダラと続きます。

この人、4分くらい話していたわけですが、変わった子が来るオーディションがあり、そこに来た変わった子の変わっている特徴を話し、その子の宇多田に対する愛、宇多田に対するリスペクト、宇多田になりたい私！ってとこだけ盛り上げて、で、「倉木麻衣を歌うんか~~い！」ってことで落とせば2分以内で終わる話です。