年を追うごとにロリショタ声が出しづらくなっている方々へ。

声活動やっている友達にも
「最近歳のせいか、ショタ声出しづらい」
と言ってました。
確かに私も昔と比べたら出しづらくなったなと思う。
声は年を追うごとに変わっていくものなので仕方ない部分があります。
年齢とともに体力の衰えを感じたり、体重が増えたり、しわが増えたり、白髪が増えたりします。
個人差はあるけど仕方ない事なのです。むしろ何も変化がない人は化け物です。

声は使えば使うほど低くなっていくのです。
学生時代に騒ぎ過ぎた人は大人になると声が低くなったり、しゃがれてしまったりする人もいます。
しかし、
「私逆に声が高くなっていくんだけど」
という声活動している方もいました。
それは何故か…。

まず、声を使う仕事をしている人は声が全く衰えていません。
むしろ歳を重ねるごとに若い時より声質が安定している人が多いです。
勿論それは趣味で声活動やっている人も同じ現象が起こるのです。
そういうのをやっている人は無意識に自分の声を良くしようとしているので、声があまり劣化することがないのです。
普通の一般人とは声の出し方が大きく違うのです。
まず、普通の人は「自分の声を良くしよう」という意識はないのです。

じゃあ、若々しい声を保つにはあまりしゃべらない方がいいのか？と思う人もいるかもしれません。
逆に声を使わないと人は声を出せなくなります。声の筋肉が衰えてしまうのです。
それでは若返るどころか老化します。

つまり、
「声活動をすれば声を若返らせる事は可能」
という事になります。

声を良く見せるようにしたいという意識をするだけで、声に影響が出ます。
高い声を出したいなら高い声を出すように意識する、低い声を出したいなら低い声を出すように意識をするのです。

耳が肥えていくと、声だけでその人の年齢が分かりますが、声が若すぎて本当の年齢が分からない人もいます。
若い人だと思っていたら実はかなり歳がいっていた詐欺レベルの人もいます。

今まで歳のせいで子供の声が出しづらいと思ったのですが、そういう考えはもう辞めました。
考えてみたら某国民的アニメで高齢で2歳児3歳児の役を現役でやっている人がいるって事を考えると、年齢のせいにしなくてもいいんじゃないかって思うようになりました。
もう歳だからと言った時点で、あなたは本当に老けて衰えていきます。
その考え自体が老化を加速するので捨ててしまいましょう。
若さを失い歳を重ねて老いる事を恐れないでください。
落ち込んでいる若者と、生き生きした老人、どちらが魅力的に見えますか？
むしろ歳を重ねた事で経験して得たものを誇りに思うべきです。
それは人の為に使う事ができます。

友達の話だと私は見た目が子供っぽいみたいなので迂闊に声かけたら周りに誘拐していると思われそうで声かけづらい容姿をしているらしいのですが、元がそうだからだけじゃなくて、無意識に若返る生き方をしていました。
実は過去に酷い病気をしていて一番楽しい年齢の時期を全部病気でつぶされて、台無しにされたのです。
だいたい5年くらいだったと思います。
それがどうしても嫌で、病気が落ち着いたところで「今の年齢より5歳若いつもりで生きていよう」としました。
しかし、それは結果的には若返りをするにはいい方法だったのです。
そんなわけで皆さん、今から5歳若いつもりでいましょう！

…と言った所だが、それでも一つ注意しなくてはいけない事はある。

「若く見られます」「若いつもりでいます」「おじさん（おばさん）ではないです」
などという猛烈な若さアピールをリアルだけじゃなくネットでプロフやSNSなどでするのは痛々しくなるのでこれは絶対にやめておいた方がいい。

実際にそういう人に会ったら「言うほど若くない」「年相応」だったなんて声も結構あるので、がっかりされるので心の中で若いつもりでいましょう。