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#15

僕は、インタビュー記事を読むのが好きだ。
その人の音場に救われることがある。でも、インタビュー1つで好きじゃなくなるということも起こりうるが。

ある、バンドマンがネット限定公開インタビュー記事でモラリストの大人から見たら馬鹿にされるような、モラトリアムの若い層から見たら力になるようなことを話していた。

「バンド人生は鉛筆と同じで、尖っていなければ人々の心に残ることは残せない。丸くなったら薄い線しか書けないでしょ?」

僕は、ずいぶん洒落たことを言うなーなんて思いながら読んでいた。
それを携帯右手に読みながら、大衆居酒屋で面白くもない友人の話に必死で笑顔を作る。

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