見出し画像

職場環境との距離感を考える


村八分をする人たちは、その場所に愛着と依存をしているからなのかな


名もなき新参者は何と言おうと痛い目を見る運命なのかもしれない。

新しい職場でも、自治体でも相当なコミュニケーション能力とスキルと携えたメンタル強めの人ならどこでも上手くいくのかもしれないけれど、私は凡人。

いや凡人以下の私は最初からグイグイいくと大半失敗する。

教える側も、それ以外の職場の人もかなり警戒しているなと感じている部分が多い。

私が反対の立場だった時でも、同僚や上司は必ず新人の粗探しをしている人が多い。

全ての職場がそうでは無かったけれど、新参者は自分達の立ち位置や平和を脅かす厄介な存在であるか充分に警戒する存在だと思うのはきっと本能上仕方ない事かもと思う。

うっかり優しくしすぎて、自分の地位が失われるリスクや、自分が警戒のターゲットにされかねない。

大体の人は、我が身を守るため、同じ職場で仲間と濃厚な関係を保ち、長く安定して収入を得たいと思っているんじゃないかなと思う。

去年退職した会社の人とほぼ強制の食事会がたまにある。

やんわり断ってはいるけれど、ほぼ強制なのでこちらの予定が合う日まで合わせてくれている。

今の地を離れるまではいくしかないその食事会でも、新人の粗探しのネタが多い傾向にある。


今の職場もそう。

時々スタッフが数人会社のバスに乗り合わせて現場に向かう時があるのだけれど、大体が新人愚痴と誰かの愚痴。

おそらく私よりは数ヶ月早く入ったであろう人すら、今の職場では現場だろうが休憩だろうが、仕事の内容の確認以外自発的には一言も発言しない。

私ももちろんそう言う時の発言は一切しない。
私もその人もきっと言われている。
どんなに頑張ってもそういうもの。
いちいち反応しないに限る。


いつまでここで働くかは不明だけれど、きっとこの職場に何年居ようと愚痴の仲間に入るつもりはない。

1番の理由は今の土地に永住するつもりがないからだけれど、過去の自分の罪悪感からきているのもある。


①話に付き合わないことで仲間はずれされるのが怖い
②ずっとこの地で暮らしていかないとと思っていた
③こんなとこで仕事をする自分が偉いと思っていた

このどうでもいいしがらみから一緒になって愚痴っていたけれどいい気分はしなかった。


仕事は生活費さえ稼げたらいいと言うのが今の考え方。
愚痴るひまあるなら、給料泥棒なんて言われないように、慎重にさくさく作業終わらせてとっとと帰りたい。

長くいればいるほど残業代はもらえるけれど、そんなちまちましたお金もらうより、心の安定のためにさっさと帰りたい。


病んで病院行く方がお金もかかるし、通常通りに働けなることを経験済みなので、合わない職場なら長居はせず隙をみて早く離れる。

元気と時間があれば家を片付けて見つけた不要品をフリマサイトで売れば、ちまちま時給の足しにはなる。

自分が使っていた不要品を売るのは雑所得にすらならないらしい。
収入は申告なしでいいなんて最高じゃないか!

雑所得の申請ぐらいはしていいかなと思うなら、たいしたお金にならなくても何かを作って投稿したり、ポイ活したりしてもいいかも。

大きく収入につながるとは言いがたいけど、損はしないしきっとこの経験は無駄にはならないはずと言い聞かせてやっている。

働くって幾つになっても大変で、職場や、入職時のポジションでも扱われ方が変わるので、距離感が本当に難しい。

状況を俯瞰して見ながら、冷静に判断できる人間になりたいなぁと思いつつ今日も日が暮れてから仕事に向かう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?