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【書評】13歳からのアート思考

「アート」と聞くと学校の美術を思い出して超苦手だった思い出が蘇ってくるのですが、この本を読むとアート思考とは何か?がとてもよくわかる本です。結論から言うとアート思考とは以下のようなものです。

「常識」や「正解」にとらわれず、「自分の内側にある興味」をもとに「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの探求をし続ける事」がアート思考である。

アート思考というとなんとなく独創的な思考法くらいにしか思っていませんでしたが、どういうモノかがクリアになった気がします。自分なりのモノの見方という事だけでなく、自分なりの探求をし続けてそれを表現するというところもポイントです。

この本を読むと色々なアート作品がなぜそのような作品になっているのか?アーティストが何を問うているのかがわかります。また書かれているアウトプット鑑賞法を使うことによって更に深く考える事が出来ます。

この本を読んだ私なりのアウトプットです。

⒈ 常識にとらわれずに様々な視点で考える。
⒉ 正解を見つけようとしない。正解でなく良質な問いを見つけ自分なりの答えを見つける。
⒊ 自分の興味に目を向ける。興味を書き留める。
⒋ 自分なりの探求を続ける。研究者なった気になり研究してみる。
⒌ 自分なりの考えを自分なりに発信する。

サラリーマンをやっていると周囲に流されてしまいがちですが、この本を読み、自分なりに疑い、自分なりに考え、自分なりに探求し、自分なりに発信していきたいと思うようになりました。

皆さんもぜひこの本を手にとってみてはいかがでしょうか。


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