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長く仕事が続けられる

上司をすごく尊敬していて一緒に仕事をしたいと思うから、また、プライベートな時間が取れるので長く続けられるかなと思いますね。


石川朱音さんは2016年11月、ジェネラスに入社しました。他社も含め14年、介護の仕事に携わってきた石川さんに、仕事を長く続けてこられた理由、やりがいなどお聞きしました。

➤ 困ったお年寄りを見ると、助けたいという気持ちになる


――介護の仕事に携わることになったきっかけを教えてください。

もともとお年寄りが大好きだからです。私の住んでいる弥富市はお年寄りも多く、割と身近に感じていました。
10代の頃は感受性が強くて、お年寄りが駅で迷っていたり、横断歩道を渡れなくて間に合わない姿を見たりすると、助けたいっていう気持ちになる。だからでしょうか、お年寄りからも声をかけられることが多かったです。
また、祖父母と一緒に暮らしていたのと、祖父が病気になったのをきっかけに母が介護の仕事に就いていたので、その影響も大きいかと思います。

――学校を卒業してからすぐに介護の仕事をはじめたのですか?

実は、専門学校で介護福祉士の資格を取得して就職したのですが、半年で結婚することになり辞めてしまったんです。非常に迷惑をかけたし、本当にがっかりされました。
出産後、子供を保育園に預けるために就職しようということで、最初は派遣でコールセンターの仕事に就きましたが向いていなくて、やっぱり介護の仕事に戻ろうと思いました。
その頃シングルマザーだったので、正社員としてしっかり働くため、給料の良い名古屋の老人保健施設で働きました。6年ぐらい、両親に3人の子供を見てもらいながら仕事と子育てをしていました。

➤ 休みの日は、家族と一緒に出かけるのが息抜き


――ジェネラスに入ったきっかけを聞かせてください。


ある時、小学校高学年だった長女が、私が夜勤であまりにも家にいないので、学校の先生に「最近どう?」って聞かれた時に、「お母さんと話してない」と言ったことがありました。その話を聞いたとき、夜勤の少ない、きちんと休める職場に移りたいって強く思いました。
ハローワークで転職先を探していた時、オープンから半年経っていた今の職場、「モテット名古屋」の求人を見つけました。夜勤が月に1、2回でいいと書いてあったのが魅力でした。面接でできれば希望休を3日ほどいただきたいと伝えたところ、管理者の方が「叶えるだけ叶えますので来てください」と言ってくれたんです。それならぜひ働きたいと思って、就職しました。
入った当時は人が不足していて、なかなか休みがうまく取れない時もありましたけど、人が潤えばみんなと融通を利かせながら、ある程度休みは取れるようになりました。有給も消化させていただいて、ものすごくありがたいです。

――ジェネラスに入社後、家庭で変化はありましたか?


子供たちが、「今日は何番なの?」「明日は休みなの?」って休日をすごく聞いてくるようになりました。休日に出かけるのを、結構楽しみにしてくれているのかなと思います。以前は夜勤が多い時には月9回あり、朝も夜も家にいないこともありました。朝起きた時に私がいることが増えて子供はすごく喜んでいたみたいです。
あれから7年、3人の子供もすっかり成長し、長女が成人し、一番下が中学3年になりました。

――プライベートではどのように過ごしていますか?

子供たちが小さい時、全然面倒を見てあげられなかったからなのか、家族と一緒にいたいという気持ちがすごく強いんです。家族で出かけることは息抜きになっていますね。海が好きなので、夏になると日帰りで南知多によく行きます。内海で海鮮を食べたり、篠島に行きます。


また、子供たちは私の母の手作り料理を食べて育ったのでレトルトをあまり食べないんです。だから、出かけない時はしっかり時間をかけて料理を作っています。


➤ 不安やストレスなく安定した日常を送ってもらうために


――介護の仕事のやりがいを聞かせてください。

身体介護で入居者さんと一緒に話をしながら過ごす何気ない介助の時間が一番楽しいです。また、重たくて動けない人を怪我することなく綺麗に車椅子に移乗させられたような時は、「自分すごい!」って嬉しくなりますね。排泄処理とオムツを早く綺麗に当てることも好きです。(笑)大変な時ほど気合いが入るんですよ。

――介護の仕事をする上で大切にしていることはありますか?

介護の仕事を始めた頃は、外に連れて行ってあげたいとか、楽しみを感じてほしいと思い、いろいろ挑戦していました。でも、10年ぐらい経った頃から、入居者さんに長く生きてもらえるかどうかは、私たちの普段の関わり方が大きく左右するというのがわかったんです。そこからは、とにかく病気にさせない、安定した日常を送ってもらいたいと考えるようになり、普段の様子をしっかり観察するようになりました。もちろん、穏やかな日常の中にも楽しみを感じてほしい、とも思っていますので、職員同士で日々話し合って、外出やレクリエーションなどの楽しみを提供しています。

入居者さんは、常に慣れたスタッフにいてほしいと思っていると感じています。認知症の方でもスタッフの顔だけは覚えていて安心することはあるので、不安やストレスを感じさせない、そこが一番大切かなと思います。

――これまで仕事で印象に残っていることはありますか?

私のことをすごく好いてくださっていた入居者様がいました。私も大好きな方でした。お亡くなりになりそうな状態が続いていたので、もしかしたら私の夜勤の時に亡くなるかもしれないと思っていたのですが、1ヶ月前から決まっていた夜勤の日の朝、勤務が終わる前に息を引き取られました。その後、ご家族が「この人が、あかねちゃん(私の名前)って他人を下の名前で呼ぶことは今までなかった。しかも、最後にあかねちゃんのそばで息を引き取ったから本当に良かったわ」と言ってくださいました。その時は一生懸命やってきて本当に良かったなって思いました。

➤ 尊敬できる上司の存在は大きい


――ジェネラスに入社して7年以上、仕事を続けられた理由はなんですか?

上司をすごく尊敬していて、その方の存在が大きいです。管理者なので事務仕事がたくさんあるのにも関わらず、率先して現場に入ってくださる。入社1年目の時にノロウイルスの感染者が出て大変だった時も、コロナ禍の時も率先して現場に入る。そういう姿を見て一緒に仕事をしたいと思うから、今まで働き続けてこられたんだと思います。
希望休などの条件ももちろんいいですけど、上司の存在が本当に大きいですね。

――現場のチームづくりで心掛けていることはありますか?


入居者さんの中には、全く同じ介助をしても新人さんがやると「あの子は嫌」とか言われる方がいます。新人さんがそういった言葉かけによって関わりが嫌になってしまわないよう、慣れるまで先輩たちが手厚いフォローを心がけています。また、「この人はいろいろ要望を言うけれど、気にしないで」「以前は私も言われていたから、大丈夫」とあらかじめ新人さんに伝えるようにしていますね。
入居者さんとどううまく関われるか、みんなと一緒にプラス思考で考えるようにしています。

➤ 休みが取りやすいから、仕事が長く続けられる


――今後の目標を聞かせてください。

現場のリーダーを経て、2019年からサービス提供責任者をしています。現場とご家族の間の中立的な立場として難しい判断などもありますが、ものすごくやりがいを感じています。そして、去年ケアマネジャーの資格を取ったので、いずれはケアマネジャーの仕事をやってみたいと思っています。
私のような現場を長くやってきたケアマネジャーであれば、入居者さんやご家族との話が円滑にいくこともあるかなと思っています。また、対面したときの様子で認知症がどれくらいの状態か早く判断できるなど、アセスメントの面でも強みになるのかなと思っています。

――最後に、転職を考えている人へ一言メッセージをお願いします。

現場はみんなで助け合うチームプレーが大切で、そこができている職場というのはかなり強みだと思います。
また、ジェネラスではそれぞれがプライベートの時間を取れています。今まで働いてきた職場とは違い、人がいる時であればお休みや連休も取りやすい。仕事ばかりになってしまうと疲れちゃうことが多いんですけど、プライベートな時間が取れるので長く仕事が続けられるかなと思いますね。

そんなジェネラスのチームプレーってどんな?、実際に働いている様子を見てみたい、訪問看護・リハビリってどんな仕事…?など興味を持っていただいた方には1日体験会も随時開催しています。お気軽にお問合せくださいね。
お待ちしています!!


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