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○をつける時に感じてた違和感

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病院の書類を書く時、
市役所で書類を書く時、。

書類は公的なものも多いから、
必ずと言っていいほど【男・女】の欄がある。

私は女性として生きてきたから、
当たり前のように【女】に丸をつけてきたのだけど、

その度いつも、モヤモヤっとする気持ちがあった。


男性になりたい訳では無いから、
【男】に丸をつけたいわけではない。

だから、自分でも、このモヤモヤの正体が分からずにいた。

今は、
男女の他に、性別がない人もいるんだ、
自分がそれで、自分には性別がないんだ、
と認識できたので、
モヤモヤの正体を突き止める事ができた。

ありがたい時代に生まれたな、と思う。


非公式なアンケートなどでは、
【男・女】の他に【答えたくない】
という欄ができているものもある。

【どちらでもない】ではないが、
【答えたくない】ができただけでも、
何歩も前に進んだのだろう。

それでも、
やはり公的書類には相変わらず【男・女】の欄があって、

私も先日、久しぶりに【男・女】に出くわした。


履歴書だ。


コロナ禍で本業が2/3ほどに減ってしまい、
アルバイトを探すことになった。


モヤモヤしながら【女】に丸をつける。

【男・女・どちらでもない】
【男・女・その他】

となる日が来るのは、いつになるだろうか。


これからも私は、
女性として扱われて暮らしていくわけだ。


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