見出し画像

仲間が増えて知識も身に付いたことで、大切な事を行動に移せるようになった私の話

ジェンカレゼミ生インタビュー2人目は、河野七海さんです。

ジェンカレとは

ジェンカレとは、各分野のトップランナーの講義やワークを通じてジェンダーについて包括的に学び、受講生がジェンダー平等な未来を拓くことを目指す次世代のサードプレイスです。

2022年から開校され、13回にわたる講義やワーク、ジェンダー平等社会実現に向けたMAP(My Action Plan)の作成など、一方通行な講演・イベントではない独自のカリキュラムでスタートしました。その中で、昨年は約30名のゼミ生が第1期生として卒業し、現在もそれぞれが各々の分野で活動を続けています。

【ジェンカレ2023準備中🌼✨ 】

HPにあるウェイティングリストにご登録いただくと、いち早くジェンカレ2023の情報をGETできます 🌱🙌🏻
早割などのお得な情報も、、、?!

ぜひ、ご登録お願いします🤲🏻

河野七海さんのプロフィール

名前:河野七海
年齢:28歳
出身:東京都(アメリカ育ち)
所属:SUNDRED株式会社、NPOコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
興味関心のあるジェンダー課題:教育、LGBTQ+、ソーシャルアクションを増やす仕組み

Q1. ジェンカレゼミ生になろうと思った経緯を教えてください。

私がゼミ生に応募した理由は3つありました。

1つ目は、ジェンダーについて同じ課題意識を持つ仲間と繋がりたかったからです。大学を卒業して社会人になってから、私と同じ熱量でジェンダー問題に対して行動を起こしたいと思っている人と出会いにくくなって、ぽつんと一人になっていました。ひとりではパワーが足りないので、仲間を探したくて参加しました

2つ目は、メンターと出会いたかったからです。今まで経験してきたアクションでは私がリーダーの立場でチームを引っ張っていたけど、将来の悩みをひとりで抱え込むこともあって、本当は相談できるメンターがほしいなと思っていました。ジェンカレでメンターとマッチングしてもらえることが楽しみでした!

3つ目は、日本のジェンダー問題についてしっかり学びたかったからです。私が通っていたアメリカの大学では、アメリカのジェンダーに関する歴史や政策やムーブメントを知ることが出来たけど、日本特有の課題について理解を深めきれていなかったので、自分がこれからどう行動をすべきなのかわかっていませんでした。講義を通して知識を身に付けようと思いました

Q2. ジェンカレゼミ生になって良かったと思ったことを教えてください。

ジェンカレがはじまった1年前を振り返ると、今の自分は本当に成長したなと実感していて、聴講生じゃなくて思い切ってゼミ生として参加して良かったと思ってます!講義を通して、日本でジェンダー平等が進まない理由を表すデータや政策が学べて、有識者の方々から文章では読み取れない背景も知ることができて、今は職場で取り組んでいるジェンダー平等に関わるプロジェクトで自信を持って発言ができて、建設的な方向にリードすることが出来ています。

そして、ゼミ生同士でジェンカレの外で一緒にアクションをしたり、ライブに行ったり(笑)する友達が増えて、もうひとりじゃないんだなと思えるようになって、本当に良かったです。

Q3. 学びになった、興味深かった講義があったら教えてください。

どの講義も勉強になったので選ぶのが難しいです(笑)いずれかの講義を単体で参加するだけでは、ジェンダー平等の全体像を見失ってしまったり、理論的な話の中では具体例が足りないことがあるので、講義を全部まとめて参加出来たことが大事だったと思ってます。

そういう意味で、ジェンカレ前半では大崎麻子さんから国際条例で合意されているジェンダー平等へのスタンスや林伴子さんから日本の男女共同参画局の基本方針といった世界や国レベルでの知識を持ってから、プログラム後半で山口慎太郎さんから男性育休制度という具体的なテーマを学べて、自分の中で点と点が繋がったと思いました。

Q4. ジェンカレで作成したMAP(My Action Plan)について教えてください。

私が作成したMAPは、男女二元論の押し付けによって自分らしくいることを我慢している10代〜20代が自分たちの力で多様なジェンダーの在り方が尊重される社会が創れるようになる、というビジョンを基に考えました。そのためには、こども対象とおとな対象のジェンダー教育の教材を製作して学校で授業を実施しながら、コミュニティを作ることを計画しました。

ゼミ生のみんなにMAPを共有したところ、たくさんの人たちから協力したいと声をかけてもらえて、すごく嬉しかったです!

Q5. ジェンカレ終了後から現在までに取り組まれていること、取り組みたいと思っていることがあれば教えてください。

MAPを計画した後、よくよく考えたら少し方向性が違うかもと思いはじめて、軌道修正をしました(笑)教材を作るアクションからは一旦離れていますが、目指すビジョンは変えず、職場のジェンダーインクルーシブ事業のプロジェクトに取り組んでいたり、対話型オンラインイベントを企画しながらジェンダーに興味がない人へのアプローチ戦略を練っていたりします

その他、4月の地方統一選挙で東京都世田谷区の区議会議員に当選したおのみずきさんの選挙ボランティアに参加してました。ジェンカレで、日本の政治分野にジェンダーギャップの課題があると学んだので、実際に身近な場所で、週末の小さいアクションからはじめました。選挙が終わった後も、おのみずきさんのサポーターとして議会傍聴に参加したり、地域の政策について知りたいと思っています。

Q6. あなたが考えるジェンカレの魅力を教えてください。

ジェンカレの魅力は学びの機会と仲間との繋がりだと思います。学びは講義だけに限らず、ゼミ生、メンター、事務局のみなさんから、集まる度に考えさせられることがたくさんありました。半年間ゼミ生として最後まで走り切れるのか最初は心配な気持ちもありましたが、濃厚な期間を一緒に過ごした仲間同士だからこそ深い繋がりが生まれて、プログラムが終了した後でも連絡を取り合ったり、アクションに誘い合ったり、支え合えているかなと思ってます。


七海さん以外の方のインタビュー記事も紹介しています!
ぜひチェックしてみてください 👀✨

この記事が参加している募集

自己紹介

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?