Parallels RASの導入方法と価格、料金について

Parallels RAS (Parallels remote application server)は企業の働き方改革、テレワークなどに対応したとても便利なシステムです。今回は導入方法や価格、料金についてご説明したいと思います。このシステムをサーバーに導入することによってMicrosoft Office accessをMacで使う、Macでwindowsを操作する、スマートフォンやタブレットで会社のPCを遠隔操作したり、データにアクセスする、自宅から会社のデータにアクセスしたりするなど、かなり多様な機能、多様な働き方に対応できるようになります。また、セキュリティも非常に高いため、情報流出が少ないのも特徴のひとつです。


Parallels RASの導入方法

Parallels RASの導入方法のについてですが、
まず、Parallels RASを導入するためには、サーバーが必要です。Windowsサーバーが必要で、NASサーバーには導入できません。というのもwindowsのRDS(remote desktop server)の技術を生かしたサービスのため、そのようになっています

windowsサーバーを持っている、もしくはこれから導入するというのが必須の条件になります。

サーバーはハードも高いですし、windows serverのライセンスも高いので、個人で持っている人がほとんどいないため、RASに関する情報がほとんど英語しかないのがこういう理由から来ています

サーバーがある方は、販売業者からライセンスを購入することになります。他のParallels商品は普通に売っていますが、このRASに関しては特殊ですし、サーバーに詳しくないと設定でつまづくこともあり、私たちのような業者からしか購入方法がありません。

取り扱い業者も今のところ非常に少ないので、私どもにご連絡頂くか、自力で見つけて頂くかになります。またパラレルズ社はこの商品に関しては直接販売はしていないため、商品のご紹介はされると思いますが、総代理店に連絡しても売ってはくれませんので、業者さんを探す必要があります。

Parallels RASの料金

Parallels RASはアプリケーションですので、1ライセンス12,000円になります。
ここまで聞くと安い、導入したいと思うのですが、最低15ライセンスからの購入が必須となります。5ライセンスだけ、10ライセンスだけという販売はしておりません。

これはコーレル社含め旧パラレルズから変わっていませんし、世界共通ですので、そこは諦めるしかありません。このRASは小規模事業者、中規模事業者様ほど需要がかなりあると思っていますので、私も何とか少ないロットで販売できないか、アメリカと日本の本社に掛け合いましたが、今のところそのような販売はできないそうなので、15ライセンスからというのは仕方がありません。

なので、社員数が5名以上いるところが対象かなとは感じています。5名以下だとNASサーバーを使っているところも多いでしょうし、必要ない場合や他の方法でやってみるなどが考えられます。

10名ぐらいいらっしゃる会社様には本当にオススメします。かなり便利です。出張先や自宅から会社のデータにアクセスしたり、支社から自分のPCにアクセスしたりなど、今まで会社のPCを持って帰ったり、リモートで操作するから会社のPCの電源を誰かつけてと頼んだり、そうする必要はありませんし、社内SEの大変なリモートの設定やデータの紛失リスクもなくなります。

またどういうことができるかについては別で詳しく書きたいと思います。

最後に

サーバー構築からアプリの導入、設定、運用保守までトータルでサービスを展開していますので、話を聞いてみたい、導入してみたいという企業様がいましたらご連絡ください。

正直なところ、リモートデスクトップサーバーでは、かなり安価ですし、かなり便利でなぜ広まっていないのか不思議なくらいです。

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