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薄桃色の異空間へタイムトリップ…郡山市中田町 「さくら・はなもも回廊」と周辺の遊歩道
【撮影日】4月14日
前回の郡山市片平町の山ノ井農村公園の桜に続き
節はずれの桜の記事です。
InstagramおよびX界隈の花のトレンドが
紫陽花に移り変わりつつあるこの時期、前回に引き続き、鮮度の悪いネタで申し訳ございませんm(_ _)m
これも前回書きましたが
郡山市およびその近隣の市町村にお住まいの方は、来年の花見の参考にしていただければ幸いです。
前回の記事「郡山市片平町の山ノ井農村公園の河津桜」はコチラ↓
今回ご紹介するのは、郡山市東部に位置する中田町の
「さくら・はなもも回廊」と「その周辺の遊歩道」です。
メインで書きたいのは、「その周辺の遊歩道」のほうなのですが
あの道に名称はあるのかどうか、さだかではないため「その周辺の遊歩道」といたしました。
中田町には、三春滝桜にまさるとも劣らぬ美しさで知られるシダレザクラ「紅枝垂地蔵桜」があり、見頃の時期は観光客やカメラマンのパイセンで賑わっています。
紅枝垂地蔵桜も美しいのですが、その周辺の景観も「里山の春!」という感じで、とても癒されるのでした。
今回はその魅力を(わたしにできる限り)ご紹介したいと思います。
今回は2回にわたってお送りします。
実は1回目の4月14日は、紅枝垂地蔵桜は8分咲きだったものの、「さくら・はなもも回廊」の花桃はまだつぼみだったのです。
そのため満開の花桃を見るため、翌週の21日にも再訪いたしました。
14日は「その周辺の遊歩道」がすばらしく、
21日は「さくら・はなもも回廊」が見頃の時期で
桃源郷もかくや…という景色が広がっていました。
この美しさをぜひ多くの方に見ていただきたいような…
わたしだけのものにしておきたいような…
複雑な気持ちながらも、あの美しさを誰かに伝えたくて
やっぱり書いてしまいます。
まずは4月14日の紅枝垂地蔵桜と
「さくら・はなもも回廊」「その周辺の遊歩道」の様子をご紹介します。
今回も丘の上、空の下で、風と薄桃色を感じながらマインドフルネス。
心が浄化されました✨
* * * * *
紅枝垂地蔵桜が見頃を迎えるころ、
周辺の道路には開花を知らせるのぼりが立てられ、両側のソメイヨシノも歓迎ムード♪ この桜色のアプローチも美しいのです。
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ソメイヨシノ以外にも、花桃やレンギョウなど、さまざまな春の花が迎えてくれます。
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下の写真は、早朝の紅枝垂地蔵桜。
わたしが訪れたのは、早朝の7時。地蔵桜は西向きに佇んでいるので(背後は丘)、完全逆光でした!
撮影するなら9時過ぎがベストかも…
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どこからどう撮影しても、完全逆光。
逆光の桜も好きですが、「こんなふうに撮りたいな♪」という感じにまったく写らないため、ひとまず撮影をあきらめ、背後の丘にめぐらされた「さくら・はなもも回廊」を散策することに。
紅枝垂地蔵桜は何度か見に来ていますが、
10年くらい前はこの回廊はなかったような気がします。
紅枝垂地蔵桜を観桜する方のため、地元の方が整備されたのでしょうか?
ここまですばらしい花園をつくり、維持管理されるのはいろいろ大変かと思います。美しい景色でわたしたちを歓迎してくださることに感謝✨
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以前も何度か歩いたことがあるのですが
毎回花桃の見頃の時期を逸しているため、今度こそは!と意気込むも、今回も花桃はまだつぼみ…
出迎えてくれた椿が
「まだまだ桜に主役の座は渡さないわよ」と言いたげに咲いて…
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竹林の中の石段を登ると…
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朝の光に透けるレンギョウの花たち
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芽吹きはじめて、うっすらピンクに染まる灰色の樹木
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日差しに透けるモクレン。
毎年この花を見るたび、なぜこんな美しい造形なのかと見入ってしまいます。もちろん、桜を含め、ほかのお花もそうなのですが、モクレンは特別かも(わたしにとっては)
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ヴェールのような朝の光の中、開きはじめた紅色の花桃
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桜と花桃の共演(競演?饗宴?)
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頂上近くの畑。素朴な春の畑
この翌週、ここは春の花の苑になりました
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頂上を示す案内板
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早緑を背景に梅の花
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頂上でしばし憩いのひとときを楽しんだあと、下り道へ
道の左手に広がるグレイッシュな花桃の苑
内側にあの鮮やかさを秘めて
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名前はわからないけど、かれんなお花(googleレンズさまに訊いてみよう)
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花桃?ごしの「営業中」ののぼりは…
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毎年迎えてくれる「かかし」の皆さん
地域の方の趣向でしょうか? 毎年、違った演目(?)で楽しませてくださいます♪
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再び、紅枝垂地蔵桜へ
朝8時頃。まだ少し逆光気味かも?
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紅枝垂の名にふさわしく、やや濃い目のあでやかな桜色
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撮影するならもう少し後かなと判断し
今度は紅枝垂地蔵桜や「さくら・はなもも回廊」がある道路の反対側に広がる「その周辺の遊歩道」へ
ほぼ満開のシダレザクラが枝を差し伸べて
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今度はレンギョウの金色のアプローチがお出迎え
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薄ピンク色のヴェールの向こうにあずまや
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少しのぼった場所からの眺め
春の淡い青、遠くにうっすら雪化粧を残す山並み
桜の濃いピンク、薄いピンク、早緑色、鮮やかさを秘めたグレイッシュな枝…
桜咲くこの時期だけの光景
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またまた名も知らぬ花を写し…
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カタクリが光に透けて
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淡い春の空、ピンクの色彩を見下ろしながらマインドフルネス
「その周辺の遊歩道」の頂上には
里山と田植え前の田圃を見下ろす丘がひろがっていました。
周囲には植樹されて数年と思われる幼いシダレザクラが植えられているだけで、頭上には淡い青色の空がどこまでも広がり、野鳥のさえずりが聴こえるだけ…
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紅枝垂地蔵桜を見にいらした方のざわめきも、どこか遠くで…
……どんな表現を用いれば、この眺めとこの感覚を写しとれるのでしょうか?
目の前に広がるのは現実の風景なのだけど、
丘を上がるうち時空を超えて異世界へ迷いこんでしまったような…
目を閉じて、風を感じながらマインドフルネス
心を澄ましたくても、雑念が消えず、心はさまざまな場所へ赴き
現在とらわれていることが浮かび上がっては消えて…
まったくマインドフルにはならなかったけれど
しばらくすると
心の内にわく想念を辿っているうち、胸の奥で「ガクン」と何かがはずれるような、抜けていくような感覚を感じました
その瞬間、鮮烈に気づいたことがありました
わたしはなぜ、孤独を感じるのだろう?
という疑問に対する答え
心の奥に巣食う強い自己否定、無力感…
深く息を吐いて、目を開けて、わたしの前に広がる美しい光景に集中して…
わたしもこの自然の中の一部
全体を構成するpartsであり
pieceであることを感じてみる
山ノ井農村公園や、昨年訪れまくった滝もそうですが
自然はいつも心を浄化してくれる、気づきをくれる存在です。
* * * * *
……1時間ほど、丘の上で「ぼーーーーー」っと過ごして、遊歩道をくだりました。
かたわらの花たちを眺めながら…
「ポン!」と音を立てて咲きそうなハクモクレン
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ハクモクレンと咲き初めの桜、ひっそり花桃の紅色
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「その周辺の遊歩道」からの眺め
薄紅色から濃い紅色へのグラデーションと黄色のコントラスト
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またまた名も知らぬ白い花
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郡山市中田町 「さくら・はなもも回廊」と周辺の遊歩道②へとつづきます
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