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しっかりとした根幹を築き上げる Vol.1 ~続き~

美しい姿勢(2)

立ち姿~前傾に気を付ける
ここでは詳しく述べませんが、
座っている時も、歩いている時も共通ですが、前回述べた、肩甲骨をくっつけるようにして胸を張り、気持ちあごを上げます。
普段の顔の位置より、気持ちあごを上げることにより、自然と頭が上がり胸を張る姿勢が楽になり、印象も変わります。
思っている以上に意外と頭は下がっているものです。
ここで気を付けておきたいことは、あごを上げ過ぎないことです。
威圧感を与えてしまい、美しさからかけ離れてしまいます。
そして、踵をつけて両脚に重心を落とすような感じで立ちます。
その時、頭とお尻の位置が同じになるようにします。
上半身だけ前傾にならないように気を付けましょう。
基本が身に付けば、美しく姿勢を崩すことが出来ます。

美の45度法則
美しく見える「45度の法則」をご存じでしょうか。

立ち姿では、カメラなど正面に向かって45度を意識した向きで立つと、細く綺麗に見えます。
何か、誰かを待っている時にスマホを触っていることがあるかと思いますが、見えにくさもあるかもしれませんが、その時の腕も45度肘を曲げてみてください。
ちょうど胸元辺りにスマホが来ます。
下を向くより品良く見えます。

それから、
お料理の時も、
例えば、サラダにアスパラガスを添える時など、45度を意識して添えると見映えが良くなります。

書道を経験された方はイメージがつきやすいかと思いますが、文字の書き始めにトンっと筆を45度に落としてから線を引きますよね。
一呼吸置かずにそのまま書き始めるより、文字に品格が出ます。
カードなどで良く見かける美しい書体、カリグラフィーのイタリック体の英字も、特殊なペンで、ペン先45度を保たれて書かれています。

45度は美の角度ですね。

第一印象
立ち姿は自分を一番表現している姿です。
頭から脚まで全体像が分かるからです。
第一印象を与えると言っても良いでしょう。
第一印象はいろいろな情報が入ります。
会話をするまで人となりが分からない分、
姿勢が良ければ見た目の美しさに、好印象の仲間に入るでしょう。
        ~美は一日にして成らず~

~次回へ~


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