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疲れに気付く

おととい・昨日と、まる二日間ずっと、根を詰めてデザインしていたら疲れてしまった。

こういう「疲れたなぁ」っていうセリフが出てくる感じって、身体の疲労というよりは脳の疲労なんだよね。

身体の疲労ってもっと具体的で、「首が凝ってるなぁ」とか、「ふくらはぎの筋肉が張ってるなぁ」とかって、どこかの部分に寄った感覚なの。

ついこのあいだ、そのことに気付いたんだけど。

そのとき同時に、これまでいかに自分の“疲れ”を無視してきたかにも気付いた。

というか、これまでの私は、自分自身の状態に目を向けてこなかった。

自分がいまどんな体調なのかとか、どんな感情を抱えているのかとか、そういうことみんな、まるっと無視してきた。

だから受け取るセンサーの感度が弱まってしまって、自分がどういう状態にあるのか、まったくつかめない状況になってた。

なので疲れていようと、傷んでいようと、「やるべきこと」をするのがあたりまえになってて…。

会社にいたとき、自分が急激にやせたことにすら、まったく気付かなかったことがあったもんなぁ。

人から指摘されて、「そういえば最近、あんまり食べてなかったかも」みたいな。

いま考えると、ちょっとゾッとするけどね。

それでもようやく最近になって、自分が疲れていることに、フツーに気付けるようになってきた。

アホみたいかもしれないけど、“楽しい”って感覚も分るようになってきた。

で、うれしいことにちょっとだけ、自分を責めないようになってきたような気もする。

だって以前であれば日々のルーティンに見向きもせず、2日間もデザインに夢中になってたら、間違いなく自分を責めてたはずだもん。

でも昨夜は「楽しかったな」って満足して、ベッドに入れたんだよね。

こういうの、初めてのことだから、すごい新鮮。

ありがたいと、マジで思う。

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