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金融とは?

100日間チャレンジ(いまでは110日間)の、12日目。
今日は、日銀のマイナス金利終了決定のニュースを受け、私なりに行き着いた金融ってものの成り立ちについて書いていこうと思います。
とはいえ私、金融の専門家でもなんでもないので、知識があるわけではまったくありません。
ただ、私なりに日々、日本の金融市場なるものを観察してきて。
宇宙の力を借りつつ、全体的な枠組みのようなものを今回、つらつら書いてみようと思いました。
というか、正直に白状すると、他に書きたいことが見付からなかったんですよねぇ。
ですので、個人的な日記にでも書いてくつもりで、公開してっちゃいます。

私ねぇ、いわゆるエリートって言われる人たちは新規レイヤーをつくるみたいに、実態経済とはまったく別に「金融市場」ってものを構築したかったんじゃないかと思うんですよ。
その架け橋として、現実社会に置いたのが銀行で。
私たち庶民に、直近で使う予定のないお金は、みんなそこに預けさせた。
もちろん最初は金利を付けて、預ければかさ増ししますよって建付けで始めたわけだけど。
ギャンブルの胴元といっしょで、そもそもそんなの形ばかりで、銀行だけがもうかる仕組みをハナから構築してた。
それが中央銀行制度ですよねぇ、まずは紙幣発行権をロスチャイルド一族が握り、好きに紙幣を印刷したうえで。
実体経済ではなく、金融市場のほうにお金が流れる仕組みをつくった。
つまり、庶民たちの社会は通帳に明記された数字だけのお金で回ってくようにしておいて、実際のお金は別レイヤーの金融市場に流し、自分たちの懐に入ってくるようにしたわけです。
ところがねぇ、無軌道にそれ続けちゃうと、実体経済のほうがどんどん疲弊してっちゃうわけですよ。
ガソリン切れの車みたいにやがて止まっちゃって、銀行からのお金がストップしちゃう。
だからエリートたちは仕方なく、自分たちのとこに集まってきたお金の一部を、資本として実態経済に戻してったわけです。
つまり実態経済からかすめ取ったお金をまずは自分たちの懐へ入れ、その一部を資本として実態経済に返して経済活動を行わせることで増やし、また自分たちのところに返ってくるっていう循環をつくろうとした。
これが、彼らの言うところの「資本主義」ですよ。
その理屈が、未来永劫この循環を「神の見えざる手」が維持してくれるはず、なんていう…。
「え、なに、それってあなたの願望ですか?」って感じの話なんですよ。
もはやアダム・スミスなんて、安倍派五人衆クラスの下手な言い訳しかできないオジサンにしか見えなくなりません?

で、この資本主義なるものをぶち上げて以降は、すべてがその理屈を維持するための「屁理屈こね」でしかなくなっちゃったわけです。
理屈が破綻しそうになるたんびに、屁理屈っていうパッチを貼って、一時しのぎをし続けてきた。
一方で「銀行に預けるとこんないいことがありますよ」って、私たち庶民を教育していったんです。
それがメディアという概念につながり、産業として成長していった。
教育もそう、自分たちに都合のいいことを、幼いころからくり返しくり返し刷り込んでいった。
ところがねぇ、そうやって必要に迫られていろんな産業が生まれても、いずれ行き渡って拡大を止めちゃうんですよ。
逆に言うと、彼らのアイディアが枯渇してしまうときが、どうしたって来てしまう。
つまり、とうとう彼ら気付いちゃったんです「資本主義ってのは実態経済が拡大し続けないと成立しないんだ」って。
そりゃそうですよ、産業が成長していかないと、銀行にお金が流れませんから循環も止まってしまう。
そこではじめて彼らの頭に「グローバル」なる概念が、誕生したんです。
そして世界中に出て行っては、そこに資本主義をムリくり広めようとした。
そのときに、世界にはお金のなる木のような、資源を持つ国がたぁくさんあることを知っちゃうわけです。
で、石油とかガスとかの資源が生み出す富を、銀行なんていちいち介さずに直接、自分たちの懐に入れたいって思っちゃう。
そこで考え出されたのが「基軸通貨」って概念で、国を超えた取引はすべて、基軸通貨である米ドルを使ってやれりなさいって強制しだすわけです。
それで言うことを聞かない国は、あらぬいさかいをでっち上げて戦争をさせて、ケツの毛までむしられる(はしたない言葉を使ってスミマセン)。
この先に育ったのが「軍産複合体」って呼ばれる存在です。
いまでもたまに「人間ってそもそもが、違った属性を持った者どうしでいると、争いを生み出すもんなんだ」なんて議論をしてる人がいるけど。
「それって本当ですかぁ?もしかして、刷り込まれてません?」って、私なんかは聞きたくなっちゃいます。

って、話が脱線しちゃったうえに、どこまで説明するつもりなんだ?って感じですけど…。
いま、この地球上では、もはや実態経済が拡大してく余地がなくなっちゃってるわけですよ。
かといって軍事的に世界統治しようにも、エリートたちの持ってる旧式の武器じゃあ、太刀打ちできない相手が出て来ちゃった。
それが、ロシアです。
エリートたちが金もうけにうつつをぬかしているあいだに、国の叡智を結集して技術開発し、いまや突出した軍事力を持つに至った。
で、そうした軍事力を持つロシアが中心になって、BRICKSっていう枠組みをつくったわけです。
そして、まぁだ基軸通貨って主張してる旧いドルをどんどん排除してった。
でもって、その作業は、めでたく3月11日をもって完了したんです。
もう旧ドルの価値は蒸発し、雲散霧消ズミってこと。
それが表に出てくる流れのひとつが最初に言った、日銀のマイナス金利終了宣言ってことなんです。
…とまぁ、またもや2,000文字を超えちゃいましたが。
大枠としての流れは、分りやすく、説明できたんじゃないかと思います。

では、もしも最後まで読んでくれた方がいたら、ありがとうございました。
また明日。


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