ラーメン4.0@開業日記#107 ラーメン店にフランチャイズは必要か

今日はラーメン店のフランチャイズのことを考えていこう思います。
先に言っておくと、フランチャイズを否定するわけでは無いので、そこは勘違いしないようにお願いします<m(__)m>

フランチャイズとは

まず、フランチャイズとは何なのか。
これはコンビニをイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
店舗の内外装はどこでも統一して、オペレーションも一緒、商品の仕入れも基本的にはフランチャイズ本部からの物になります。

また、フランチャイズは資本(主にお金)を契約者(オーナー)が出します。
なので、フランチャイズ本部は資本をオーナーに出してもらう代わりに、商品やブランド、オペレーションなどを貸すか販売します。そして、そのかわりにロイヤリティという手数料をもらいます。
このロイヤリティは会社によって様々です。

フランチャイズのメリット・デメリット

そこをふまえた上でラーメン店におけるメリットデメリットを考えていきたいと思います。

メリット
・ブランドイメージ
・オペレーション

デメリット
・ロイヤリティ
・融通が利かない
・独自性を出しにくい

となります。

メリットでいうと、ブランドイメージがフランチャイズをするうえで重要になってきます。
完全にそのお店になるので、お店のブランドイメージが悪いとオーナーがいくら頑張っても、結果が出てきません。
逆にブランドイメージだけで勝てるなら、いいと思います。
まあ、そんなラーメン店は無いと思いますが(笑)
オペレーションもすでに決まっているので、効率的に営業が出来ます。

デメリットで大きいのが、ロイヤリティと独自性だと思います。
ロイヤリティはフランチャイズなのでしょうがない部分ではありますが、手数料として持ってかれてしまうのは、経営をするうえで厳しいと思います。

一番のデメリットと感じるのが、独自性を出せないところです。
コンビニのように、利便性を売りにしていて、お客様もある程度計算で算出できる業態と違って、ラーメン店は独自性が無いとなかなか生き残っていくのが難しいと思います。

以前の記事で書いた、意味のある人・役に立つ人と一緒で、コンビニは約に立つお店でラーメン店は意味のある店でなければいけません。

ラーメン店にフランチャイズは必要か

私の結論で言うと、不要だと思います。
これからの時代、そのお店の独自性や意味を考えていかないといけません。
そのすべてをフランチャイズ本部に握られてしまうのは結構危険だと思います。

ですので、これからラーメン店で独立を考えている人はフランチャイズは止めてご自身で死ぬほど考えたほうがいいと思います。
ちなみに、ラーメン店のオペレーションはバイトで入って1か月も本気で働けばわかるようになります。
フランチャイズで唯一、いいのがブランドイメージですが、ラーメン店では効果を発揮しにくいのが現状です。

コンビニチェーンと違い、ラーメンチェーンはブランドイメージ自体に価値があまりないです。
例えば、セブンイレブンと知らないコンビニだったら、確実にセブンイレブンに入ると思います。
ラーメン店で、花月嵐(勝手に名前出してごめんなさい<m(__)m>)と知らないラーメン店が並んでいたら、迷うと思います。

上のコンビニは役に立つ(機能)を売ってるので、一番しか生き残れません。今で言うとセブン・ローソン・ファミマぐらいです。

ラーメン店で言うと意味(価値)を売っているので、一番でなくても生き残れます。そうすると、フランチャイズにわざわざ入らなくてもいいのかなと思ってしまいます。

それではまた明日!!

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