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【ガザ地区の惨劇】

今も戦闘が続いている「パレスチナ自治区ガザ」・・・

8日午前11時ころ、「ガザ地区」中部〈ヌセイラット難民キャンプ〉に激しい銃声が響き渡った。

そして、空爆によって崩れ落ちた大量の瓦礫の中に、普段は見かけない1台のトラックがあった。

そこにいたのは〈ハマスの戦闘員〉の男であったが、パレスチナ難民に向けて発砲しているのだ。男は〈ハマスの戦闘員〉に変装した〈イスラエル特殊部隊〉の兵士なのだった。

直ぐに爆発音が鳴り響き、イスラエル軍の戦闘機が、周囲の家を無差別に空爆し始めた。

1時間の空爆の後、辺り一面は、バラバラになって飛び散った遺体でいっぱいになっていた。

この無差別攻撃で、〈イスラエル軍〉は4人の人質の救出に成功したのだが、〈パレスチナ〉の難民274人が命を落とした。

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以上は「毎日新聞」の記事を引用し、参考にして書いたものなのだが、おそらくは事実だろうと思う。

出張先の施設は「毎日新聞」を購読っているので、普段は新聞を読まない僕なのに、あるとどうしても目が行ってしまうのだ。そしてこの記事は1面トップで、しかも見出しが〈飛び散る遺体 「虐殺止めて」〉なのだから、読まない訳にはいかなかったのである。

日頃からグローバリスト側の肩を持つ「毎日新聞」が、パレスチナ住民の犠牲者の数字まで出して報じたことは評価に値する・・のかもしれないが、このことは氷山の一角であって、本来ならば、「ガザ地区」全体でジェノサイドが行われているという事実を伝えなければ、正確な報道とは言い難いのである。

(「毎日新聞」6月15日朝刊1面記事引用)


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