【僕のチキンソテー】
〈チキンソテー〉を作ることにした。
ジジイの手料理だ。
〈ん~~そうだなぁ・・ソースは焼肉のタレをポン酢で割ったヤツでいくかぁ・・〉
早速、調理を始める。
まずは冷凍庫から鶏の股肉を出してくる。カチンコチンに凍っている。触ると物凄く冷い。
それを電子レンジで解凍したら軽く塩胡椒を振り掛けて、少し馴染ませた後にフライパンで炒める。
しかし鶏肉は水分が多いので中々火が通らない。
それでもなんとか焼けたのだが、今度はそれを1cm幅に切らなければならない。冷めないうちに食べるからだ。
炒めたての〈チキンソテー〉を俎板の上に乗せて、箸で押さえ付けながら包丁を入れた。
ところが皮と身とがズルズルと滑って切れないじゃないか❗️
〈クッソォ~~〉
仕方がないので肉を左手で押さえて切ることに・・・
すると解凍する時には超冷たい目に逢った指先が・・・
「あっつ❗️あっつ❗️あっつ❗️」
切る時は火傷するかと思ったほど熱かったけど、〈焼き肉のタレ+ポン酢〉のソースを付けて食べたソテーは、抜群に美味かった。
ところで、鶏肉のエッセイを書くのに〈ブロイラー〉のイラストって、チョッと不謹慎というか不適切なんじゃないのか❓️なんて思われる方がおられるかもしれないが、何故そうなったのかと言えば、〈チキンソテー〉の絵を描いたところで面白くもなんともないし、手抜きも含めて、簡単な〈ブロイラー〉にしたという訳である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?